【ランニング:その他】NYRR (New York Road Runners)
有料会員でもあり、一番頻繁に参加するレース主催者のNYRRのご紹介です。NYRRはセントラルパーク他で月に数回程度各種レースを開催している非営利団体で、NYCマラソンの主催者でもあります。
主催レースは陸上トラックでの短距離、クロスカントリー、バーチャル・レース他、1マイル(約1.6km)から、ハーフマラソン、NYCマラソンまで多岐。車いす(Wheelchair)や障がい者(Disabled)の方々の参加枠も多いです。
参加費は安い物で25ドル位からで毎回参加賞でスポンサーでもあるNew Balance製Tシャツ他オリジナル・グッズが貰えるので、結構お得な気がします。年間通して30レース程度は開催しているかと。子供用レースもいくつかあり、ランニング人口のすそ野拡大にも貢献しています。
NYRRのレースでは各ランナーの過去2年におけるNYRRレースの10km換算での最速ペースでスタート位置がアルファベット順で割り当てられます。持ちタイムが早いランナーが前列に位置し、そこからタイム順のブロックに各人が並びます。
渡米当初数カ月は私はBクラスでしたが、現状はAクラス、最上位は極少数のAAクラスです。ちなみに、AAクラスは10km換算タイムで男子は5:04min/mile (=3:08min/km)、女子とバイナリでは6 :19min /mile (=3:55min/km)なので普通の市民ランナーにとってはメチャクチャ速いレベルです。
セントラルパークにおけるメインの4マイルや10キロのレースでは4~5,000人の参加は普通ですので、スタート時には結構な長さの列になります。また、スタート直前にランナー代表(アマチュア歌手?)がアメリカ国歌を歌います。何度かレースを経験すると、この儀式が心地良くなり、条件反射の様に国歌を聞くと脳汁(アドレナリン)が出まくるようになりますw
NYRR主催のフル及びハーフマラソンで事前に設定されている性別&年代別の基準タイム(当然、ネットタイム)をクリアすると、NYCマラソン含めた翌年のNYRRメジャーレースの出走権(Guaranteed Entry)が得られます。
年代別の基準タイム、というのが中年以降の人間には非常に有難いシステムです。また、タイムに関わらず努力(≒お金と時間)で翌年のNYCマラソンの出走権が得られる「9+1プログラム」もあるので、それに関しては追って触れようと思います。
また、各レースで性別&年代別で上位3位に入賞すると盾が貰えます。私のレベルでもマイナーレースであれば年代別上位に入れる事もあるので、状況見て狙いに行ってます。この年で盾が貰えるのはちょっと嬉しいですしw
米国では原則ネットタイムがメインで、グロス(こちらではGun Timeとも言います)はあくまで参考です。私は日本国内での公式レース出走経験はありませんが、グロスがメインという日本が独特なのでしょうね。
日本でも早くネットタイムになることを期待します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?