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【ゲームレビュー】ブラスターマスター ゼロ - Blaster Master Zero【アクション】

1988年に『FC』で発売された『超惑星戦記メタファイト』を題材に制作された8bitスタイルのドット絵が特徴的な見下ろし型視点&横スクロールアクションプラットフォーマー
主人公『ジェイソン』とその愛機、万能戦車『ソフィア-III』を操作して地底世界への冒険へと旅立て。

----------------------【良い点】----------------------

サイドビュー&トップダウンビュー

◆ 今作ではタンクの『ソフィア-III』に搭乗時のサイドビュー(横スクロール視点)と主人公の『ジェイソン』を操作するトップダウンビュー(見下ろし型視点)でのプレイをすることになる

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タンクでステージを進行していくと、タンクでは入れないタンジョンを発見する事があり、探索する際に『ジェイソン』で操作する事となる。
操作は軽快だし、どちらの状態でもプレイしていて面白く、一粒で二度美味しい。また、ボス戦も両方で用意されている。

アクション

『ソフィア』操作時はオーソドックスな横スクアクション系の操作で、通常武器とサブウェポンを使い分けながら進めて行く。
ゲームを進めて行くことで入手できるアイテムでホバーや二段ジャンプ等のアクションが追加されていき、探索可能な範囲が広がっていく。

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ジェイソン』操作時も通常武器とサブウェポンを使い分けながら進めることとなるが、『ジェイソン』は敵を倒すことで入手できるアイテムで一時的に通常武器をパワーアップさせる事ができる。
だたし、こちらが攻撃を受けると武器がパワーダウンしてしまうので、注意が必要だ。

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ゴリ押しがやり辛くなっている事もアクション面で緊張感を出しており、なかなか好感触だった。

レトロスタイルなグラフィック&チップチューン

グラフィックはわざとFCの雰囲気を出しているが、決して“古臭い”感じではなく、一部は今風な表現になっている。
また、今作で使われているBGMは個人的には耳に残るものが多く、チップチューン好きならば楽しめるだろう。

----------------------【悪い点】----------------------

ソフィア操作時のゲージ管理

◆ タンク搭乗時にいくつかの移動用アクション、例えば二段ジャンプやホバー移動等のアクションを行うのに左上に表示されている青いサブウェポンゲージを使用するのだが、ゲージの回復が遅めで一部のアクションのテンポを遅らせてしまっている

移動系アクションは使用に制限をかけて、ゲージ消費無しでも良かったかもしれない

操作

◆ 『ジェイソン』操作時(トップダウンビュー)は全方位シューティングに似た操作なのだが、移動と銃の狙いを付ける時に使用するスティック(方向キー)が同じものになっているので、慣れるまで少し操作し難い。

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Lスティックで移動、Rスティックで狙いを付けるというのが理想的だった

ファストトラベル

◆ 最近のレビューで頻繁に書いている気がしないでもないが、今作にも『ファストトラベル(ワープ)』が用意されていない。クリア済みのエリアに戻って探索するのが少し面倒だ

ボス戦

サイドビュー『ソフィア』操作時のボス戦が少なめ。トップダウンビューでの戦闘よりも面白かったので残念だ。

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-----------------------【総評】----------------------

開発陣が『ロックマンゼロ』と『蒼き雷霆ガンヴォルト』の『インティ・クリエイツ』だけあり、アクション面は申し分のないものになっている

購入を検討されている方に注意して欲しいのが、今作は『メトロイドヴァニア』系ではあるが、プレイしていて探索面は少なめな印象を受けたので、そちら方面はオマケ程度だと考えて欲しい。


プレイ動画をアップしているので、気になった方はこちらを参考までにどうぞ。


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