楽天経済圏とヤフーPayPayソフトバンク経済圏ってどっちがお得なのか比較してみた!
どうも天村聡生(あまむら そうせい)です。
今回は「楽天経済圏とヤフー経済圏」についてお話をしていきます。
でね、何かといろんな分野でバッティングしてる両者なんですけど、両者ともに1つの産業とか分野だけじゃなくて、本当にいろんなサービスを展開しているんですね。
で、そのすべてを比べていったらこの記事が永遠に終わらなくなってしまうので、両経済圏の中でもメインとなる5個の項目を僕の独断でピックアップさせていただきました。
それぞれのジャンル別に両者を比べていきたいと思います。
そして最終的に、どっちの経済圏がお得なのか、最大限にお得を取っていくにはどうすればいいかをお話します。
ではピックアップした5項目を先に紹介したいと思います。
1.ポイントシステム
2.通販部門
3.携帯電話
4.スマホ決済
5.金融(クレカ・銀行・証券口座)
もちろんこれ以外にも両者がしのぎを削ってるジャンルはたくさんあります。
本当にライバル関係として、両者は互いに負けないようにより良いサービスを提供しようとしてくれています。
まずは両者に感謝してから、比べていきたいと思います。
そして、この記事を見てくれている方はどうか、どちらか一方が悪いみたいな見方をしないで欲しいなって思います。
それぞれの分野で比較をしていくんですけど、どっちが勝っているとか、どっちが悪いということを決める記事ではありません。
あくまでも、お互いに展開しているサービスと、そして数字として出ている部分がある分野に関しては、それを紹介していきます。
利用者の数とか、売上高とか、そういった数字です。
ですので、白黒はっきりつけて、軍配を決めていくわけではないので、それはご了承ください。
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まずは両者を語るうえで、決定的に違うことがあるので、まずはそれをお伝えしたいと思います。
それはですね、傘下に入れているグループ会社の名前です。
楽天はすごくわかりやすくて、名前に楽天という冠をつけています。
メインとなるのは楽天株式会社で、子会社として一部を紹介していきます。
楽天モバイル株式会社
楽天カード株式会社
楽天銀行株式会社
楽天証券株式会社
楽天ペイメント株式会社
楽天Edy株式会社
楽天ウォレット株式会社
株式会社楽天野球団
楽天ヴィッセル神戸株式会社
楽天という冠がついているので、わかりやすいですよね。
いっぽうのヤフー経済圏なんですが、ヤフー経済圏と言ったり、PayPay経済圏と言ったり、ソフトバンク経済圏と言ったりします。
まず経済圏のネーミング自体が定まっていないんですよね。
これはソフトバンクグループの特徴が表れています。
ソフトバンクグループは子会社にしても、取り込んだ会社の名前を変更することは基本的にありません。
子会社の一部を紹介するとこんな感じになっています。
Zホールディングス株式会社(前ヤフー㈱)
→株式会社ZOZO(連結子会社)
→LINE株式会社(経営統合)
→ アスクル株式会社
→ 株式会社GYAO
→ 株式会社ジャパンネット銀行
PayPay株式会社
LINEモバイル株式会社
株式会社さとふる
株式会社ウィルコム沖縄
楽天のように名前は統一されていません。
ですので経済圏の名前もヤフー経済圏で統一されているわけでもないんです。
今後はどの名前で定着するのかはわからないですが、ヤフー経済圏が一番言いやすいですので、この記事ではヤフー経済圏で統一します。
ということで1つ目の項目を見ていきましょう!
1.ポイントシステム
2つの経済圏の中で使えるポイントについて、これは経済圏を作るのに一番重要な要素ですよね。
ですので、最初に押さえておきたいのがポイントシステムについてです。
まずは楽天経済圏ですが、これはすごくシンプルで楽天ポイントというのがあって、これが楽天経済圏の中で唯一のポイントです。
それ以外のポイントはありません。
楽天キャッシュとかっていう電子マネーとかはあるんですけど、ポイントとしては楽天ポイントのみになります。
では、ヤフー経済圏ですが、メインとなるのはTポイントです。
そしてもう1つあってそれが、PayPayボーナスやPayPayボーナスライトです。
ヤフー経済圏のサービスを利用することによって付与されるポイントが2種類なので、管理が面倒ですし、分かりにくい部分はあります。
といことでポイントシステムという面では、すでに巨大な経済圏を形成している楽天経済圏のほうが1つなのでシンプルになっています。
2.通販部門
続いてこちらは楽天経済圏が事業を拡大させてきたメインの分野である通販部門です。
まずはやはり楽天といえば通販の楽天市場ですよね。
これは名前の通り市場になっているので、基本的に楽天はネット通販の場所を提供しているだけで、楽天自体がエンドユーザーにモノを売ることはありません。
中には楽天ブックスや楽天モバイルのように楽天が直接販売をしているところもあるんですが、基本的に販売や商品の発送は販売会社にゆだねられています。
よく楽天市場の長年のライバルとして上げられてきたAmazonですが、Amazonは楽天とは違って直接エンドユーザーとやり取りをするスタイルです。
ですので、たとえば僕がネット通販を始めようと思っても、Amazonで出店することはできません。
Amazonには楽天のような、市場としての機能はありません。
では、続いてヤフー経済圏を見ていきましょう。
ヤフー経済圏の通販部門には、ポイントシステム同様に2つの種類があります。
Yahoo!ショッピングとPayPayモールです。
Yahoo!ショッピングはAmazonと同じで、直接エンドユーザーにモノを販売するシステムになっています。
もう1つのPayPayモールは、どちらかというと楽天市場に近いです。
ただし厳密には違います。
PayPayモールは、モールというぐらいなので、市場ではなくショッピングモールです。
たとえばイオンモールなどのように、そこに出店しているお店はチェーン店などの大きな企業になります。
実際にPayPayモールに出店しているお店の一部を紹介すると、
ゾゾタウン
ヤマダ電機
ソフマップ
ダイソン
ゴディバ
など有名店ばかりです。
なので厳密にいうと楽天市場と完全にバッティングしているというわけではなくて、
「通販」という部分でふんわり接触している感じです。
売上高としては
楽天市場は2019年で3兆8595億円でした。
これは楽天市場だけではなくて、楽天トラベルやブックスなど、楽天の関連サービスも含んだ数字になっています。
一方のヤフー経済圏ですが、まずYahoo!ショッピングは2018年で7692億円でした。
ここにヤフオクやASKUL、さらにはYahoo!トラベルなども合わせると、2兆3422億円でした。
ちなみにわかりやすくするために楽天の2018年の売り上げも見てみると3兆862億円という数字でした。
やはり通販部門に関しては楽天がもともとメインにしている分野ということもあるんですが、それでもヤフー経済圏もすごい売上高ですよね。
では次の分野を見ていきましょう。
3.携帯電話
携帯電話は言うまでもないですが、ヤフー経済圏のお家芸ですよね。
ソフトバンクというキャリアと、ワイモバイルという格安シムもあります。
それでも、つい先日2020年4月8日より楽天モバイルも第4のキャリアとしてスタートしました。
なので、これから携帯電話部門での両者の闘いは盛り上がっていくと思います。
携帯電話部門では加入者の数字を見ていきましょう。
まずは楽天モバイルからです。
2019年10月時点で契約回線数は220万
一方のソフトバンクはワイモバイルも含めて
2019年11月時点で契約回線数は4249.6万
やはり携帯電話の分野では楽天はまだまだスタートしたばかりで、これからシェアをどれぐらい取っていくかって部分に注目ですね。
4月8日からスタートした「rakuten UN-LIMIT」は、
今なら300万人を1年間基本料金無料にするキャンペーンもやっているので、加入者は増えると思います。
4.スマホ決済
スマホ決済というのは○○ペイというやつです。
まずは楽天ですけど、楽天ペイというアプリがあります。
対してヤフー経済圏にはPayPayというアプリがあります。
何を隠そう僕は両方使っています。
楽天ペイをメインで使っているんですけど、利用できる店舗は圧倒的にPayPayのほうが多いです。
なので、楽天ペイが使えないお店ではPayPayを使っています。
というのもヤフー経済圏としてはPayPayの普及によって、経済圏を拡大させていこうという狙いが数年前からあったからなんです。
だから莫大な資金を投下してPayPayのキャンペーンや利用店舗を増やしていって、ヤフー経済圏のかなめにしました。
ということで、それはしっかりと数字にも出てるんですよね。
利用者の数を比較してみましょう。
PayPayは2020年2月で2,500万人を突破したと公式から発表がありました。
続いて楽天ペイですが、利用者の数が正式に発表されていません。
ですので利用者の数はわかりませんでした。
一応、参考までに2019年9月-10月の新規インストールユーザー数を紹介したいと思います。
PayPayが946万人で楽天ペイが376万人という結果でした。
当時でもPayPayのほうが利用者数は多かったので、楽天ペイのほうが利用者の数は少ないという予想です。
では最後の項目を見ていきましょう。
5.金融(クレカ・銀行・証券口座)
最後は金融関係のジャンルです。
具体的にはクレジットカードと銀行口座と証券口座を見ていきましょう。
まずはクレジットカードです。
楽天のクレジットカードは楽天カードというのがあります。
一方のヤフー経済圏のクレジットカードはヤフーカードになります。
楽天カードの会員数は2019年3月の段階で1700万人を突破していて、
ヤフーカードの会員数は2019年3月の段階で633万人ということが当時の決算で発表されました。
続いて銀行口座の比較ですが、楽天には楽天銀行があります。
対するヤフー経済圏にはジャパンネット銀行というのがあります。
こちらも契約者の数を見ていきましょう。
楽天銀行ですが、2019年10月の段階で800万口座を突破していて、
ジャパンネット銀行は2019年の2月の段階で400万口座を突破しています。
計測の時期は少しずれているんですがおよそ倍ぐらい違うことになります。
では最後に証券口座を見ていきましょう。
楽天には楽天証券というのがあります。
対するヤフー経済圏なんですが、グループ会社の中にはあまり目立った証券会社はなくて、株式会社One Tap BUYという会社があります。
しかしヤフーはSBI証券との提携を2019年10月に発表しているので、実質的にはSBI証券がヤフー経済圏での証券口座と言っていいかもしれません。
ではまず楽天証券の口座数ですが、2020年3月に400万口座を突破しました。
対してSBI証券ですが、2020年3月の段階で500万口座を超えています。
以上が最後の項目の金融部門になります。
ということで楽天経済圏とヤフー経済圏を比較してきました。
なんですけど、いったいどっちがお得なんだろうっていうのが気になると思いますので、最後に僕の考えをお伝えしたいと思います。
僕が思うに、比較してどっちがお得というのはないと思っています。
ようは使い方によると思うんです。
というのも、どちらか一方だけを使っていくやり方が一番賢い方法だと思います。
楽天経済圏でいくならすべてのサービスを楽天に切り替えることで、楽天ポイントがたまりやすくなります。
携帯はソフトバンクで銀行が楽天で、カードも楽天で、
とかってなったら、お得度合いが分散してしまってもったいないです。
そうじゃなくて楽天なら楽天、ヤフーならヤフーって感じで決めてしまって、あとはその経済圏のサービスを使っていくほうがお得になります。
ですので、どちらか一方を選択する方法をとってみるのがいいと思います。
0対100にするのが理想ですけど、そうは言っても完全にどちらか一方というのも難しいと思うので、その辺は臨機応変に使ってみてください。
ということで、今回は楽天経済圏とヤフー経済圏の比較をしました。
ではまた!
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