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【パフォーマンス低下の原因かも!?寒い冬こそ!水分補給できていますか?】

寒い日が続きます。
練習中の水分補給はうまくできているでしょうか?

「寒いのでついつい・・・」
「夏よりも汗かかないから大丈夫よね。」
と水分補給がおろそかになっていませんか?


私もとってもお気持ちわかります。
意識しないと、
『なんか大丈夫そう』
という気持ちになってしまいがちです。


しかしながら
質の良いトレーニングをするために
水分補給は重要なキーポイントになります。


本日はそんな寒い冬場にこそ気をつけたい、
水分補給のポイントをお伝えします。


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体内の水分には
「老廃物や栄養を運搬する働き」
「体内の化学変化を促す働き」
「体温の調節の働き」
があります。
水分が足りなくなると、
これらの働きがうまくできなくなります。


夏と比べて冬は気温が低いので
熱中症になるリスクは低いですが、
絶妙なバランスで保たれている私達の体は
少しの水分量の変化でも、
パフォーマンスを左右してしまいます。

汗の量が少なくなっている冬場ですと
意識していないと、知らないうちに水分不足に…
というケースもあります。

汗をかいていなくても、
呼吸などで体内の水分は体外に出ていきます。
運動しているとなおさらです。


水分損失が2%以下であることが望ましいので、
練習前後の体重をはかることがおすすめです。
運動前後の変化が2%以下であることを確認しながら
日々の水分補給量を調整していきましょう。


目安量は
「練習後1時間後に排尿したくなるかどうか」
こちらは練習量や練習環境、気候によって変わってきます。
補食と同様に選手の体調等もかかわってくるので、
毎日意識して調整することが必要です。



練習後に体重が減ることは、
その分の水分が失われたということです。
質の良いトレーニングができたということではありません。
練習に集中すると、夏場より水分補給のタイミングがつかめない場合もあります。
保護者の方やコーチの方から水分補給を促し、
安全にトレーニングできる環境をつくっていきましょう。


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トレーニング時の水分補給についてですが

汗をかいていない運動前は、
お茶(ノンカフェインの麦茶など)やお水で補給します。
運動前に体内水分量を100%にしておくことが重要です。

運動中は、のどが渇く前に水分(スポーツドリンクも可)を定期的に補給します。

運動後は脱水分の水分を回復していきましょう。

夏場よりも水分が摂りにくい季節ですので、
食事からとるのもポイントです。
練習後は温かい汁物を飲んだり、
水分たっぶりの果物を摂ったり!
ビタミンや糖質、タンパク質も一緒に摂ることで
リカバリーにもなります。


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乾燥が気になるこの季節。
水分不足で喉がイガイガすることもあります。
この季節に流行る風邪や感染症は
乾燥もひとつの原因と言われてるので、
予防も含め、こまめに水分補給していきましょう。


試合時、サポート選手には
体重やコンディションに合わせて
タイミングや濃度の変えた
水分補給を行ってもらっています。
必殺スペシャルドリンクを使うことも。

それくらい水分補給は
パフォーマンスの大きな役割を担っています。


アスリートが自主的に水分補給ができる環境がベストですが、自分にとってどれくらいの量が適量かは
保護者の方やコーチの方から水分補給を促すことで、
より水分不足が防ぐことができるのではと思います。
今から水分補給の習慣をつけておくと、夏場にはその習慣が確立され、熱中症予防にもなります。


パフォーマンスに直結するにも関わらず、
おろそかになっていることが多い冬場の水分補給。
周りと差をつけるためにも今一度水分補給について振り返ってみましょう。

【“株式会社ほおばる”プロフィール】
『世界一の笑顔の瞬間を食で作る』をモットーに、アスリート向け栄養指導、個別栄養サポートを手掛ける。
代表取締役の喜多みのりは、高校時代怪我の多い選手生活を経験し、1人でも多くの選手のパフォーマンスUPを提供したいという思いから活動を始め、2020年9月に会社設立。
東京・大阪を中心に全国で小学生〜プロまで、目標達成を栄養面からサポートしたアスリートは2,000人を超える。

◆HP: https://hobaru2020.com/aboutus/
◆Amebablog:https://ameblo.jp/minori-kita/entrylist.html

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