見出し画像

私たちってどんな人?何をするの??

はじめまして!

『「残すこと」を残しながら考える学生たち』 です。


なにやら、へんてこなことを考えている大学生のように見える名前かもしれませんね。

これが初投稿ということで、今回は私たちの紹介をしていきたいと思います。

現在の運営メンバーは、こーき(二回生)のぼりん(二回生)ちひろ(四回生)の3人です。


こーき
のぼりん
ちひろ


それぞれ、学部・学年も違いますが、属性を気にすることなく議論したりしています。

この三人は、大学で開講されている授業で出会いました。それは、広島県の江田島という場所でフィールドワークをして、「平和」を考え、その考えを高校生との対話によって深めていくというものです。

江田島での授業風景


そんな、私たちがこれから何をするのか?


それは、「被爆伝承者のアーカイブ作成」です。

皆さんは、被爆体験伝承者という方々をご存じでしょうか。


原爆投下から79年が経った今、直接体験をした人々の数が高齢化によって減っていることは言うまでもありません。そして今後、直接体験者がいなくなる日が必ずやってきます。そんな近い将来に訪れる社会を見据えて、直接体験者から話を聞いた伝承者を育成し、被爆の実相と体験者の思いを構成に伝えていく人たちのことを被爆体験伝承者と呼びます。

被爆体験伝承者等養成事業について - 広島市公式ホームページ|国際平和文化都市 (hiroshima.lg.jp)


それではなぜ、私達は思いというものに着目しているのか?


伝承者になるためには、約二年間の研修期間があります。

体験者は証言者に対して実相や思いを伝えていく。そして、伝承者がその実相や思いを引き継いでいきます。

しかし、それらの思いは、制度の枠組みの中では全てを伝えることはできません。一コマ一時間という時間的制約があるため、どうしても削られる話が出てくるのです。

私たちは講話の中で話されていない内容も、

証言者と伝承者との間で紡がれた大切な時間と努力の結晶

であると考えています。

その語り切れない思いを残すということも、

今後の平和や伝承制度を考えた際に必要

になると私達は考えています。

将来私たちのこの活動が、伝承者を含め誰かが平和を考える中で振り返った時に、一つの材料となればなという思いを込めて、この活動に取り組んでいきます。

よろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?