南禅寺(11月30日 午前撮影)
南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山であり、国宝、国の重要文化財に指定されています。鎌倉時代に亀山法皇によって開基され、室町時代に三代将軍足利義満により京都五山(天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺、)鎌倉五山(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)の上に置かれる「天下五山之上」として別格の扱いを受けました。
永観堂(11月30日 午後撮影)
永観堂は、浄土宗西山禅林寺派の総本山であり、国宝、国の重要文化財に指定されています。平安時代初期に弘法大師の弟子である真紹僧都によって創建されました。本堂阿弥陀堂には、顔を斜め後ろに向けた「見返り阿弥陀」が安置されています。
哲学の道 (11月30日午後撮影)
哲学の道は、琵琶湖疏水分線に沿って銀閣寺から南禅寺を結ぶ約2km散策路です。昭和初期の哲学者である京都大学教授 西田幾多郎が毎朝この道を歩いて思想に耽っていたことにちなんで名づけられました。今回は訪れませんでしたが、時間に余裕があれば南禅寺、永観堂に参拝した後、哲学の道をのんびりと散策し銀閣寺に向かうのも良いと思います。写真は永観堂から少々歩いて哲学の道に入ってすぐのあたりです。錦絵のような美しい紅葉が印象に残りました。