最近の筆記用具事情
ここ二ヶ月で三本ペンが壊れた。
相も変わらず、進まない断捨離が続いている。とにかく物を捨てるのが苦手で、理由は「まだ使えるものを自分の都合で手放すことに罪悪感がある」から。執着が強い。
そんな自分でも、さすがに壊れたら手放すことはできる。でも中の芯を使い切るまではなんとかした。そんな奮闘と反省の備忘録。
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一本目 BIC クリックゴールド
美術館の企画展を見に行った時にミュージアムショップで購入した一本。企画展の名前が印字されていたのだけれど、職場の制服の胸ポケットに入れているうちに、熱か摩擦かで印字がすべて剥げて、シンプルにBICのボールペンになっていた。
書き心地は嫌いじゃなかった。ちょっとだけ書き始めにインクが溜まることはあったけれど、軽くて細くて取り回しやすかった。
壊れた箇所は軸。ペンの握り込み癖があるから、力を入れすぎて割れた……?と思っていたが、たぶん、制服のポケットに入れたまま眠気覚ましにラジオ体操をしていた時に、ポケットから滑って床に落ちたことが数回ある。きっとそれだ。メモを書いているうちにペン先が勝手に引っ込むようになったので、おかしいな?と本体を見たら軸にヒビが入っていた。マステで補強して、インクがなくなるまで使って手放した。マステの補強は二度やり直した。これからは、ミュージアムショップでボールペンを買うのは控えようと思う。
二本目 uni α-gel スリム
持ち手が硬いペンだと指が痛くなるので、長く書いていてもしんどくないシャープペンを探していて購入したもの。学生時代に流行ったし、自分も一度くらい使ったことがある気がする。グリップのぷにぷにをぷにぷにしすぎて撚れたような記憶が……。
これはたぶん寿命だと思う。言い切れないのは、ノック部分の下側(軸の一番上の部分?)にヒビが入ったため。ある日、芯を出すためにノックしたら、その下にあるパーツがいきなりズレた。何事!?と思って観察したら、軸にヒビが入っていたためだった。これは硬いところに落とした記憶がない上に、使用歴が五年くらいはあるので経年劣化……じゃないかな……。そうじゃないと、想定されている使用用途に倣って使っているシャープペンにヒビを入れる女になってしまうので、経年劣化であってほしい。
三本目 ボールサインiD
ナイトブラック使用中。これは現在、制服の胸ポケットに入っている。もちろん壊れた原因はヒビで、ヒビが入ったのは軸だし、理由はほぼ間違いなくラジオ体操中に滑って床に落としたからだ。反省とかしないのか?
もともとは測量野帳用にプライベート使用していたのだけれど、前述のBICのボールペンを使い切ったので、二代目胸ポケ要員として。測量野帳自体も、今はPLOTTERがその役割を負っている。これも使い切ってしまいたいなあ。
このペンに関しては圧倒的にメリットがあり、ゲルインクであることと、ブルーブラックであること。職場で配布されているボールペンとはインクの質も色も異なるので、自分が後から書き足したりする時に見やすい。インクはあと1/4ほどになっているので、もしかしたら買い直すかも。断捨離とは?
まとめ:ちゃんと落下対策をしよう
しょうもない結論になってしまった。でも実際2/3が落下によって壊れているのだから、本当のことだ。制服の胸ポケットの内側にペンホルダーがあればいいのに、ないもので。しかも生地が厚いので、スムーズにクリップで挟めないので余計に入れるだけになってしまう。最近はさすがに、ラジオ体操の時はポケットの中身をすべて逃がしておくことを覚えた。
シャープペンを買い直そうか悩んで、現在は職場の手帳用に置いておいた4&1のジェットストリームを使用している。
赤坂の店舗で買い忘れて、後日名古屋のマホウドコロで買ったグリフィンドールのジェットストリーム。以前使っていたものよりかなり太いけれど、使い心地は悪くないのでしばらくこのままでいこうと思っている。
なにせ増やそうと思ったら安価で手軽に増やせるのが筆記用具。あれもこれも試そうとするうちに、気づけば手放した数より買った数の方が倍以上になっている自分の姿が目に浮かぶ。
断捨離が落ち着いて、またいろいろ選ぶ余裕ができたら文具店に足を運ぶことにしよう、という日記。