燎原の火
私を愛するということ。
それが彼を愛することになって、彼の周りをも巻き込んで幸せを繋いでいくこと。
連鎖が幸せだというのなら、きっと彼は私とそうしたいのだと思う。
彼にすごく大切にされている、その事実と言葉の返答で、私の気持ちが大袈裟に誤解されていないか不安になったりもする。私は言い切りが得意になって、白黒つけたがる傾向にあるから。
私はわがままだからこうやって思考の整理をしたくなる。携帯を構ったり、少しの時間だけゲームをしたり、ギターを弾いたり。
私がどうしていたって、彼は私を大切にしてくれると今は思うけど、この先どうなるかなんて全く分からない。
彼と私がどうなろうと、彼のことを大切にしてくれる人がいるのだと思った。彼は、自分の友人に会わせたらみんな私の味方になるなんて言っていたけれど。私はまさかそんなと思う。彼の友だちは基本、私より彼のことが大事だよ。そういう人たちにあえて時間を作ってもらって会うのは、なんて贅沢な人間関係なんだろう。みんなに、わたしはすごく、この上なく大切に扱われていると伝えたい。彼の友人を通して、彼がどんなひとなのか、もっと彼を知りたいと思う。私は欲張りだからね。
しあわせだと思うけど一番だとも思わない、ただ心が安定しているのか、あと少し頑張ろうと踏ん張れる瞬間が増えたかも。
3か月まであと少し、これからどういうふうに変わっていくのか、少し心配なのもある。彼は愛情表現をしようなんて頑張っていないらしく、ありのまま自然に漏れ出る言葉にブレーキをかけていないらしいけど。それって今より少なくなったら私ショック受けたりしないのかな?笑
そんなどうでもいい不安をぼんやりと抱えながら、私は今にひたすら集中して、今この時を最大限楽しむ努力を続けたい。
夏はもう終わるよ。季節が変わって、その先もずっと君と一緒にいたいと思った。さよならするまでずっと大切で、ずっと一緒にいよう。ずっと大事にさせてね。ずっと笑っていよう。
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