職掌
気持ちが斜めになっていて、それが戻りつつあるところだから、さらに柔らかい状態だ。
そこに新しい派遣の若くて可愛い女の人が入ってくるとか、自分が式の受付を頼むなら私にお願いするとか、私のラインを以前はピン留めしてたのに今は外しているとか、全く彼にとっては意味の無い会話に、私が勝手に意味を見いだしている。私が無駄な動きをして勝手に傷ついている。無駄な深読み。こんなことならやっぱり適切な距離を取ればよかった。少し反省、自分のためにもそうすべきか。やっぱり1人のお部屋は必要だ。知ることが私の心に影響を及ぼすなら、私は知らなくてよかったのに。やっぱり近すぎるんだよ。
私の仕事は私がやる。
少しの遠出が私には不可欠らしい。
充分元気なうちに楽しめて、早い時間に自宅へ帰れる程度の負荷が、私の知らないものを食べることが、私の気持ちをリセットさせる。心を次の未来へ向かせて、頑張ろうと思わせるのだ。
先に眠りに落ちた、彼を可愛いと思った。
仕事をしていてふと、少し会いたいなと思った。
充分彼のこと好きみたい。
彼も、朝から晩までずっと私のことを愛してくれていて、それを言葉や行動で表現してくれる。
これがいつかなくなっても、もらった経験をお守りにできますように。これはわたしの強さだ。
きみのことで苦しんでいた、つい4か月前のこと、年明けからの半年間。私はそこで何かを得たのだろうか。
今の彼はとても優しくて、私をすごく大切にしてくれる。私の意味の無いこだわりも、自分の中で嫌だったところも、好きなところもまとめて私として愛してくれている。
一緒に撮った写真の私がすごくうれしそうで、しあわせそうで、うっかりSNSに載せそうになった。自然に笑えてるってこういうことか。
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