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STC Advanced(第19回)受験記録と勉強法


2024年1月24日、STC Advanced認定試験を受験しました。
22/25点で無事合格し、3月に合格証が届きました。
マイナー試験という事で、他のメジャー試験よりネットに情報が少ないです。私が行った勉強法を共有します。
今後受験される方の役に立てばと思います。

使用教材

CISTEC(一般財団法人 安全保障貿易情報センター)公式テキスト・問題集

STC Advanced過去問 (CISTECホームページにて無料公開)

※注意
公式テキストは、個人で購入する場合はCISTEC公式から購入すると送料がかかります。
Amazonでも同じ内容のものが販売されており、そちらは送料がかかりません。
会社が賛助会員に入っていなくて個人で購入される方は、Amazonで購入することをおすすめします。

また、当記事に掲載のリンクはご覧の時点では旧版の可能性があります。
リンク先から最新版かどうかご確認下さい。

※Amazonアソシエイト参加中


勉強期間

2023年12月~2024年1月の2ヵ月間実施。
STC Associateは既に取得済みで、基礎知識がある状態からのスタートでした。2ヵ月勉強という期間で丁度よかったと感じています。

勉強方法

①公式テキスト・問題集
・テキストを熟読し、例題を反復演習。

②過去問 (過去3~5回分)
・満点を取れるまで、3回分を数周解く。
・HPに公開されている過去問には解説が載っていないため、公式テキストで正答の根拠を確認し、理解を深めていく。
・例年の合格ラインは18点なので、実施した3回分以外の過去問で20点以上を取れるかを確認。

確実に一発合格をしたい方へ

上記勉強法の通り、過去問で20点以上取れれば十分合格を狙える範囲ですが、
確実に一発合格をしたい方は、過去問演習で23/25点以上を目標に取り組んだ方が良いです。
受験費用は意外とバカにならないですし、平日に試験を受けに行かなければならないので、出来る限り一度で済ませたい方が多いのではないかと思います。
直近のAdvanced試験は難化している傾向で、予想以上に失点する可能性があります。よって、過去問演習において23点程度を安定して取れる実力をつけて本番に挑むのが安全です。

第19回試験で難化していた事例を2点ご紹介します。

①Advanced第19回試験 問題17
「信頼性を高める手続き」という内容で、2022年Expert/Legal Expertの法令編 問題6で出題された内容と類似した問題が出題されていました。
直近のAdvanced試験においては、Expert法令編から問題が一部流用されるケースが出ているようです。
この内容は、Advancedの公式テキストを勉強しただけでは解答することは不可能です。
直近一年間くらいの法改正情報を追っていないと解くことができません。

②Advanced第19回試験 問題13
「包括許可取扱要領」の抜粋問題で、特別返品等包括輸出・役務取引許可に関する問題が出題されました。
Advanced公式テキストには当該包括許可について十分に解説されていなく、経産省に掲示されている「包括許可取扱要領」を把握していないと正解するのが難しい内容です。

https://www.meti.go.jp/policy/anpo/law10.html

Advanced試験で、このような2問のためにテキスト以上の対策をするのは不毛な作業です。
(Expert 法令編をその後受ける方であれば、予行演習も兼ねてやるのはありです)
よって、2点は確実に失点する問題が混ざっていると想定し、残りの23問をいかに確実に回答するかという勝負になると思ってください。

P.S
公式テキスト以上の内容を試験問題化するのは、ただの悪問です。
簡単に解かれたら悔しいという作成者の悪意が入っている気がします。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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HANA
最後まで読んで頂きありがとうございます。