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第1話🎹制作過程|最果てのセレナード

月刊アフタヌーン1月号から『最果てのセレナード』の連載が始まりました!
こちらは第1話を読んだ人向けの記事&ぜんぶ読めます。

☝️12月23日に第1話が無料公開になります!

巻頭カラー8ページ


"異例の巻頭8pカラー" という煽りをつけるにあたって、前例があるか過去のアフタヌーンを相当遡って担当編集さんが調べてくださいました。
どうにか4ページにまとめる案もあったんですけど、雑誌に載ってるのあらためて見てみて、頑張って描いてよかったな〜と思いました!大変は大変だったのですが…

・表紙見開き

👇これが

👇デザイナーさん&担当編集さんパワーでこうなる!

描いたものにデザインや文言が乗るの毎回新鮮にうれしいです。
雑誌に載りました!という感じがあります。載りました。

参考イメージとしてはもちろんウユニ塩湖なんですが、北海道にも摩周湖という青く美しくでかい湖がありまして、気持ちとしてはそちらを思い浮かべて描きました。

画像検索するとよく晴れた時の画像が多く出てきますが、霧の摩周湖という言葉があるくらい霧に覆われる期間が長く、湖に滝のように霧が流れ込むこともあるらしいです。


・カラーの線画

カラーページの線画。
わたしは仕上げだけカラーにするので線画はモノクロページと変わらない

右ページ、律の勤め先背景はアシスタントさんがぜんぶ描いてくれています。講談社の週刊現代編集部のご協力のもと、たくさん取材をさせていただきました。(ありがとうございます!)


1話のはなしいろいろ


律。そばかすLOVEです。
小夜。ほくろもLOVEです。
えみり。可愛い。


学生を描くときはどうしてもセーラーにしてしまう。好きなので…


横のしましまポールは雪国おなじみ除雪のためのアレです。
これがあるのに除雪がされない場所もよくある。


次号予告に使われたシーン!
基本原稿渡した後はおまかせなので、ここか…!!とニコニコしました。ふたりの顔出さないといけなかったりするのかな〜と漠然と思ってたりしたので、なんか嬉しかったです。

めちゃくちゃカッコイイ予告になってましたね


ピアノピアノ
ピアノ各所、3Dがなければ死んでいました。


好きコマ。どういう腕時計してそう?と友達の漫画家に相談したりしました。


ラーメン屋、何軒か行きました。いい取材でした。
味玉の黄身の中心が濃いめ色でしっとりしてるとうれしいです。
ラーメン屋もアシスタントさんの仕事です。


例のシーン


連載会議に出すとき作画見本のために一旦描いており、実際に原稿にはいってからまるっと描き直しました。

作画見本ver

ここは最初からもう絶対これ!というシーンだったので、連載にあたってもあんまり変えたつもりなかったんですけど、比べてみるとだいぶんちゃんと描き直したんだなーと思いました。
小夜の感じもかなり違っててちょっとびっくりしてます。自分のなかでこの話とか小夜自身への理解が深まったんだろうな、という感じ。


タイムラプスあちこち



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