![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94244717/rectangle_large_type_2_a61e0a7fce886e059166ca6fb10092fb.jpeg?width=1200)
没にした連載案のはなし
去年の確定申告でiMacちゃん(10歳)にカードリーダのUSB挿そうとしてちょっと本体上部に手を掛けて覗き込んだら、画面角度を固定するパーツが「パキッ」て言って死んだので、中身も死ぬ前にと本格的にデータを整頓していて見つけたもの、からのはなし。
👇これらの人たちの話です。
![](https://assets.st-note.com/img/1672153307808-mlJGUgdPrk.jpg?width=1200)
たぶん勢いが好きでスクショしてあった。
あいみつにも登場(?)している電話口のおばさんは、大して仲良くもない親族のうちではほぼ唯一瑤子ちゃんを気にかけており、ただ世代や地域的要因からきつめのおせっかいとしてそれが現れてしまうタイプのきちんとしたひとです。
実は、単行本でてから最初に考えていた連載ネタは、瑤子・舞香・幸緒くん、のはなしでした。
オムニバス連載当初からこの三人を中心にして描きたいエピソードはたくさんあったんだけど、連載とするには三人を通す大きい軸がいまいち取れずにしっくりこなかった感じです。
同性婚とか義姉弟間の恋情とかレズビアン-バイ間のなんだかんだとか、わたしにとってはまだ重量のあるものが多すぎたのもひとつある。
いちばんの原因は作中での三人の扱いを対等にって考えすぎたことかなとは思うんですけど、じゃあうち二人誰かを中心に…ってなると描くべきことの取りこぼし、それも許容したくない範囲の、が発生するんですよね。
発生しないように…じゃあ舞香と幸緒くんにフォーカスして描こう!と一度はハッとしたんですけど、瑤子ちゃんが死んだとこから始まってしまった。
いやわたしはいいんだけど…
「あいみつ」はほぼ唯一シリーズ内の円満成就組だったのに初手そこ壊していくんかい!という感じだったので…個人的に仲の良いひとはわたしらしいと笑ってくれそうな流れ、つまりちょっと悪趣味ですねと思いまして、やめました。
やっぱりオムニバスだから描けた関係性だったのかもしれないなーといま書いていて思いました。そういうものはあるのです。
改めて作ってたキャラ設定ラフ ↓
この記事が参加している募集
投げ銭は原稿中のコーヒーになります☕️