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ブランドを守るために、みんなで取り組んだこと

こんにちは!
コネヒトでママリのデザイナーとしてお仕事をしています、鍋野です🥘

本日はみんなでブランドを守るために取り組んだことについて、noteに書き綴っていこうと思います。

1. 抱えていたクリエイティブに関する課題

みなさんはクリエイティブ制作について、課題を感じたことなどありますでしょうか?

コネヒトではSNSでの発信や広報のプレスリリース時に使うOGP画像、またSNS広告など、クリエイティブを日々たくさん作っています。また、それぞれの発信において数字の反応をみながら文言やイメージの微調整を繰り返すことも多く、特に広告に関しては細かく数字をみながら文言の調整などを行っています。

本来であればデザイナーが各チームに所属して、早急に1つ1つの依頼を対応できるとよいのですが、人員と工数の問題で現状はすべてのクリエイティブをデザイナーがすべての制作を担当できている状況ではありません…。

そのため、SNSや社内でつくっている記事で使う画像などは非デザイナーが制作しており、日頃より制作をしているメンバーより「このクリエイティブはママリっぽいですか?」などの相談をいただくことが多くありました。

そこで、デザインチームでチームがよりクリエイティブを作りやすくできる環境作り、またママリのブランドをみんなで守りながら活用できるよう、ヒアリングをしたところ、制作にあたり以下のような状況や課題があることがわかりました。

<クリエイティブ制作について抱えていた課題>
・どのフォントや色を使ったら、ママリっぽいクリエイティブがつくれるのかわからない
・配色のバランスの取り方がわからない
・普段デザイナーが使っているクリエイティブ素材のありかがわからない、使えるなら使ってみたい
・少しの修正(文言を修正したいだけ など)のために依頼するのが申し訳ない

2. やったこと

上記にあげた課題を解決するため、Canvaというツールを導入しました。Canva内でブランドキットを充実させることで、デザイナーではない人たちでもママリっぽいクリエイティブが作りやすくなる環境を整えました。

Canvaとは
Canvaは、シンプルなグラフィックデザインツールです。デザイナーだけでなく、非デザイナーによっても使用しやすいプロダクトです。 

今回Canvaの有料アカウントを導入したのですが、具体的に行ったことを以下に説明していきたいと思います!


ブランドキットの整備①:ロゴデータ/イラスト素材の置き場をつくる

ママリのロゴデータやクリエイティブを作る際によく使っているイラストなどは、ドロップボックスで管理をしていたのですが、わざわざ使いたいときに検索してダウンロードするのは大変ですよね‥!

Canvaに素材をおけば作るときにすぐに使えるようになるのです!これはかなり工数削減に繋がるため、好評でした‥!笑

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デザイナー側で作った季節素材も書き出して都度入れるようにしたり、ロゴなどもすべてすぐに取り出せるように整備しました。

ブランドキットの整備②:ブランドカラーを登録する

Canvaではカラーパレットを制作できるため、ロゴカラーやママリっぽいクリエイティブを作りやすい色合いをまとめたパレットを10個ほどつくりました。

よく質問としていただいていた、ママリのロゴ背景で使える色やママリっぽさが出せる色合いなどわかりやすく登録することで、迷わずに色を選択できる環境をつくることができたと思っています。

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ブランドキットの整備③:おすすめのフォントや文字の大きさを登録する

普段デザイナーがクリエイティブを作る際によく使っているフォントや、ママリっぽいゆるい雰囲気を出せるような手書き風のフォントをデザイナー側でCanvaへ登録しました。そうすることで、作業環境に関係なく、幅広いフォントを使ってクリエイティブを作ってもらえるようになりました。

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3. 導入後にあった効果

現在Canvaを本格的に運用し始めて半年ほど経過していますが、かなり社内にブランドキットが浸透しはじめ、使っている社内の担当者からたくさんの嬉しいフィードバックをもらいました。

Facebook広告などの広告のテンプレートをCanva上にデザイナー側が作成し保存、共有を行っています。そうすることで、広告運用で現場が数字をみながら文言や画像を改善する際、スピード感をもって対応ができるようになったと声をいただきました。また、色合いやフォントをブランドキットに登録したことで、インスタグラムのクリエイティブにも統一感が出てくるなど、ポジティブな効果もたくさん出ています。

広告テンプレート事例/統一感のあるクリエイティブ事例

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スター・マイカさんOGP

また、Canvaを導入してから、定期更新が必要なOGPなどをCanva上で作ることで、デザイナーへの文言修正のみでの依頼などが減り、更新作業などの工数を削減することもできました。

4. 最後に

今回はクリエイティブをつくるみんなでママリっぽさを守りながら、攻められる環境作りのためのCanvaの運用について、探り探り実践してきたことをまとめてみました。

会社にいる人たちがみんな優しい方々ばかりなので、こんな小さいことを忙しいのに依頼して申し訳ない‥などとよく依頼をいただいていたため(そんな風に思わせてしまってごめんなさいの気持ち)、デザイナー側からみんなが少しでもクリエイティブを作りやすい環境を提供できればの思いで取り組みました。現在もよい効果がでていて、本当にやってよかったなと思っています🕺

同じような悩みを抱えているチームなどあれば、少しでも参考になると嬉しいです。

また、少しお話が変わりますが、コネヒトでは一緒にママリをよくしてくれるデザイナーを募集中ですので、お気軽に以下よりご応募いただけるとありがたいです!






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