[OMOTHA9] Loco Main Page
Concept
気軽にDCCをお試しできる環境を構築すべく、DIY DCC SOUND DECODERと車両を開発しています。動力にはKATOのちびロコ動力を使用します。ボディは3形状を用意しています。
P029A LOCO : スイッチャー型
スイッチャー型は基板への部品をすべてDIYで手はんだをして組み立てる仕様になっています。LEDが11か所独立で制御できます。
P029B KIHA : 気動型
気動車型はBOXCAR基板を使用します。表面実装部品は工場で取り付け済みです。PR2040ZERO(互換機)、コンデンサ、ライト基板をはんだ付けすることで基板が完成します。
P029C MOHA : 電車型
電車型もBOXCAR基板を使用します。表面実装部品は工場で取り付け済みです。PR2040ZERO(互換機)、コンデンサ、ライト基板をはんだ付けすることで基板が完成します。
さあDCCを始めよう!
OMOTHA9 Loco 概要
OMOTHA9はNMRA DCCに準じているため、DCCコマンドステーション(DS Air2, DSairlight, DCC-EXにて動作確認済)による運転およびファンクション操作が可能です。
Function
0:前照灯・尾灯
1:ホイッスル(長押し可)
2:ホーン(長押し可)
3:ショートホーン
4:エンジン音・ブレーキ音
5:TBD
6:入替灯
7:チャイム連呼
8:チャイム演奏
28:LED全点灯
CV
CV1:ロコアドレス(ショート)
CV2:最低速度電圧(0-255/30)
CV3:加速度(0-255/4) (数字が大きい方が早く加速)
CV4:減速度(0-255/4) (数字が大きい方が早く減速)
CV5:最高速度電圧(0-255/255)
CV8:8で初期化
CV61:進行方向変更(0-1/0)
CV62:LED方向変更(0-1/0)
凡例 (最小-最大/初期値)
組み立て方
車両の組み立て
P029A
P029BとP029C
スケッチとサウンドファイルの書き込み方法
スケッチ&サウンドファイル
注記 : フォルダ名とファイル名 を一致させる必要がありますので、解凍後に一度確認してください。
例えば、ファイル名が”P029C_DCC_Sound_Loco_106.ino”であればフォルダ名は”P029C_DCC_Sound_Loco_106”とする必要があります。
P029A LOCO : スイッチャー型
P029B KIHA : 気動車型
P029C MOHA : 電車型
uf2ファイル
P029A LOCO : スイッチャー型(uf2)
P029B KIHA : 気動車型(uf2)
P029C MOHA : 電車型(uf2)
3Dデータファイル
3Dプリンタで自作される方に向けて、頒布品の3Dデータを公開しています。利用条件 : 本データおよび修正データによる作成物は個人利用、無償譲渡は無制限で、有償頒布は年間10個まで可能です。
開発について
使用部品と回路について
MPUはPR2040を搭載した開発ボードであるPR2040-ZERO(互換機)を使用しています。サウンド用アンプはPAM8302A、モーター用ドライバはBDR6133です。LEDは前後に各6灯、PR2040-ZERO上に1灯の合計13灯まで対応しています。
プログラム(スケッチ)について
Soundファイルについて
サウンドは、https://quicksounds.com/さんのものを加工して使用しました。エンジンサウンドはトラックの音を混ぜて作成しています。
FAQ
Q1 CVの読み込みができない。
A1 コマンドステーションCVの読み込みはモータ等の電力消費を検知して行われます。OMOTHA9 LOCOに用いているKATOのちびロコは消費電力が小さいため、検知がうまくできない場合あります。
Q2 CVの書き込みができない
A2 CV書き込み時もTRACK電源をONにすると書き込める確率が上がります。
Q3 進行方向と前照灯が一致しない。
CV61で進行方向を、CV62で前照灯の方向を変更できます。まずCV61で進行方向を合わせて、そのあとでCV62で前照灯の方向を合わせると判りやすいです。
Q4 DCCに反応しない
A4 初回はCV8に”8”を書き込んで、CVをリセットしてください。