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そりゃぁそういうこともあるやろう。

前の会社は、コンプライアンスが少し変わっていたらしい。他人の服装や髪型などについて本人へ話す・本人のいないところで話すのは御法度であった。結婚やら子どもやらについても話してはいけない。本人が発言すれば話題にしてもいいのだが、基本的にはこちらから相手のプライベートについて話すのは御法度である。
触れてはいけないことを発言してしまい、上司が注意されているのをわたしは知っている。

その空間はどこかすっきりしていた。特に、うちの部署のトップはそこにきっちりとしていて何も話さない。わたしのことも聞いてこないので、本当にありがたかった。話したくないことは話さないという世界は、わたしを幸せにした。

ギャルが結婚した時は、お局がびっくりして本人がいないところで「びっくりですね」なんて言っていたのだが、トップは「そりゃぁそういうこともあるやろう」と、大きな心で受け止めていた。
そういうところが、トップの大好きなところてわあった。

今の会社は良くも悪くもよく干渉される。プライベートまで入られるとわたしとしてはなんとなく身構えてしまう。今までのコンプライアンスからかけ離れているのはやはりしんどい。
コミュニケーションって難しいなぁ。こういうことを言うと最近の若い人はと言われそうなのだが、新しい価値観になって欲しいと思う。

#ウェルビーイングのために

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