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資源ごみ分別作業体験記
こんにちは!この記事を読んでいただき、ありがとうございます。利島村社会福祉協議会の作業療法士、大海龍一です。
今回は、資源ごみの分別作業をお手伝いした体験についてお話しします。
利島村には、ごみの回収・分別を専門とする業者がいません。そのため、利島村役場の職員が、この作業を担っています。普段から作業を行われている方々から、作業中や作業後に身体の痛みがあると伺いました。
そのお話から、作業療法士として何かできることがないかと思い、身体のどこに負担がかかり痛みにつながっているのか把握するために体験してきました!
最初に行ったのは資源ごみの回収です!集落のごみステーションを回り、資源ごみを集積車に入れていきました!持ち上げた缶やペットボトルの重さに驚かされました💦
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上げているごみもなかなか重く、肩が疲れました💦
資源ごみの回収実施後、エコセンターと呼ばれる場所で、資源ごみの分別作業と段ボール運びを行いました。
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近くで見ると迫力がありました!
袋にまとめられた資源ごみをかごに入れて、リサイクルできるものとできないものを分ける作業は、想像以上に腕や手が疲れるものでした。
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以前はテーブルがなく、床でかがみながら行っていたそうです💦
段ボール運びの作業では、20kg前後にまとめられた段ボールを大きな袋に入れるために持ち上げる必要があり、これが腰に大きな負担をかけます。普段からこの仕事を続けている職員の方々も、この作業が肉体的に大変だと感じているそうです。
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こちらを持ち上げ、右下のオレンジ色の袋に入れました!
作業終了後、体験した感想について担当者の方と話し合いました。私は分別する作業で手や腕に負担がかかったことが気になりましたが、役場の方々は立ち続けることや中腰の姿勢による腰への痛みが気になると伺いました。段ボール運びや分別作業では特に腰への負担が大きく、それが痛みにつながっているのだと思いました。
そのため、身体の負担軽減のためのストレッチ方法の伝達やアドバイスなどを行い、職員の方々の負担を少しでも軽減できたらと思います!
今回の体験を通じて、資源ごみ分別作業を行う役場の方々のためにも、ごみに出す前にしっかりと分別することが一利島住民として必要だと思いました。利島村役場の職員の皆様に感謝し、これからも過ごしていけたらと思います。
利島村社協 大海龍一