すだち収穫 神山の季節仕事
前回の記事では、稲刈り・お米の収穫について書きました。
前回、「はぜ架け」した稲たちが、そろそろ脱穀を迎えようとしたいます。
神山町では、この9月にもう一つの収穫の時期を迎えています。
まちの特産品でもある「すだち」です。
すだちは徳島県以外だと馴染みがそんなにないかもしれません。
しかし、神山町に住んでいるとそこら中にという表現が本当にそのまま使えるほど、たくさん周りにあります。
道の駅では格安でたくさん並んでいたり、皮が傷ついて商品にはならないが、すぐに食べれば大丈夫なものは譲っていただいたりします。
そんなすだちに溢れた神山町で、人手が欲しい!というすだち農家さんのお手伝いに行ってきました。
初めての収穫作業のお手伝いでしたが、すだちの木には大きな棘があることを知りました。奥のほうにある実を取ろうとすると腕や体に刺さって、とても痛いです。バラの棘がかわいーく感じるぐらい大きい
また、すだちは見た目で「売れるかどうか」が決まること。
綺麗な緑色にするためには、日にしっかりと当てないといけないらしく、近くの葉っぱや実に当たりそうな枝は切り取り、まとまって付いているいる実は間引いたりとたくさんの手間がかかっていることを実感しました。
まだ暑い日が続く中での作業、休憩中に飲む水にすだちを絞った即席ジュースが沁みました。
みなさんも徳島に、神山町にきたときはぜひすだちを堪能してください!
まちの助っ人 ときどき 理学療法士
安東 陸人
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