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⭐️下駄骨折 リハビリ報告part3⭐️

皆さんお疲れ様です!
note見ていただき、ありがとうございます!

 今回はリハビリ報告part3をさせていただきます。

 下駄骨折(第5中足骨骨折)は、直接的な外力(足に重いものが落ちた)、間接的な外力(ジャンプ後の着地)どちらでも骨折を生じることがあります。

○左下駄骨折
※主治医の指示より、リハビリ内容など決定しています。
【経過】
 骨折されてからリハビリを開始するまで1ヶ月以上経っており、左足には装具と言われる足を固定する器具をつけていました。
 「前の歩きに戻したい。でも足の動かした方がわからない。左足に体重を乗せることが怖い。」などの訴えがありました。
 自宅では、足先のストレッチを行なっているとのこと。
 痛みに関しては、体重をかけた時のみ、痛みが生じておりました。
 歩行に関しては、左右の揺れが強く、左足で地面を上手く蹴れていない状態でした。

【リハビリ目標】
 初期:関節が固まるのを予防する、左足への荷重量を増やしていく
 現状:関節可動域拡大、筋力向上、バランス能力向上、歩行能力向上

【リハビリ内容】
 初期:足全体のストレッチ(主に左足先、足関節)、足先の運動(タオル使用)、左足荷重訓練、バランスマットを使用した足首の運動、歩行訓練
 現状:足全体のストレッチ、足を反る・足先を曲げる運動、スクワットやランジなどの筋力訓練、バランス訓練、歩行訓練

【歩行動画切り抜き】
上:初期
下:最終
歩幅や姿勢の改善が見られています。左足先での蹴り出し良好。

最終でもスリッパ脱ぐべきでした。

【現状】
 痛みはリハビリを重ねるにつれ、徐々に減っていきました。   
 左足部の柔軟性が向上したことで、足首や足先の可動域が拡大。
 筋力訓練、荷重訓練により、歩行をする際、左足にしっかり体重を乗せ、蹴り出しが上手くできるようになりました。
 その結果、歩幅や歩行速度の向上を認めています。
 お仕事も復帰され、日常生活は問題なく送れています。

【今後】
 ストレッチや筋トレなどのセルフケア指導は継続して行なっていき、長時間の仕事にも耐えられる筋力、体力を身につけていただきたいと思います。
 定期的にセルフケアのチョックをし、正しいやり方で行えているか確認することも、理学療法士として大切なことだと思います。

 ※写真はご本人の許可を得て、掲載しています。

今日も見ていただき、ありがとうございました。

青ヶ島村地域包括支援センター 長田雅嗣

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