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50代遊牧民系サラリーマン。 引越し20回以上、持ち家なし、家具なし、借金なし、貯金ほとんどなし。 妻1人、娘2人。 収集(アンティークコイン、米国株・ゴールド、隕石)、旅行、歴史、美術鑑賞、読書をこよなく愛する。

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50代遊牧民系サラリーマン。 引越し20回以上、持ち家なし、家具なし、借金なし、貯金ほとんどなし。 妻1人、娘2人。 収集(アンティークコイン、米国株・ゴールド、隕石)、旅行、歴史、美術鑑賞、読書をこよなく愛する。

最近の記事

自省録20 朝型生活

私は、毎日朝4時に起きる生活をしている。起床後にシャワーを浴び、ストレッチ運動後にコーヒーをすすりながら、仕事を始める。会社には区切りのいいタイミングで午前中に行く。そして仕事は17時に終わるようにしている。帰宅後は20時半頃にベットに入り、本を読みながらいつの間にか眠っている。 このような生活をして2年は経っているが、 手に入れたもの - 規則正しい生活 - 生産性の非常に高い午前中の時間とクリエイティブに使える午後の時間 - 娘と過ごす時間 - 充実した休日 - 夜の考

    • 自省録19 自分らしい生き方

      自分らしく生きるという言葉によって、私は若い時にかなり悩まされた。私はこの言葉を意識するほど、自分を見失ったり、自分を偽っているっぽくなったりして、とても嫌になった。 しかし、ある時から4−5年後のことに目標や目的を持って生きるようにした。その繰り返しで、25年くらい経って後を振り返ったらなんとなく自分らしい生き方になっていた。 自分らしく生きるというのは、設定した目標や目的に向かって生きることだと悟ったつもりが、半世紀を生き抜いてきて、今後の4−5年後の目標や目的がたてられ

      • 自省録18 町の小さな美術館①

        私の趣味の一つは美術鑑賞である。でも大きな美術館や有名な画家の作品だけでなく、地方や田舎の美術館を巡るのが楽しみの一つである。携帯電話と財布とKindleだけを持って電車に飛び乗り、行ったことのない町の美術館を目標に行くのである。 今回は、ロンドンから電車で50分くらいの場所にあるCookhamという町にある Stanley Spencer Galleryに行った。 小さな美術館のいいところは、美術館員が歴史や作家のことを丁寧に教えてくれたり、他のお客さんと気軽に話をできる

        • 自省録17 なかなか辿りつかない美術館

          昨日は早朝から自己啓発とランニングをすませ、朝食中に家から約200kmほど離れた美術館に行くことを決めた。ネットでチケットを買い、駅に行って電車を待っていた。 電光掲示板に10分遅延の表示。何か嫌な予感がした。これが後から振り返ると色々なことが起こった些細な始まりであった。 駅員は電車のドアが壊れたため遅延中と他の客に説明していたが、そんなもんウソだろうと思いつつ、これは長引くと思いKindleで読書に没頭。でも30分たっても進展なし。この電車はキャンセルされたが、待ち続

          自省録16 下を向いて歩く

          これまで半世紀を生きてきて、常に前や上を向いて歩き続けたいと思うけど、なかなかそのようにはならない。時には下を向いて歩いていたりする。でもこのような時期も必要であると思うようになってきた。世の中、相反することが併存しており、一方だけでは成り立たない。「煩悩があるからこそ悟りがある」と言われるし、正義があるから悪もあるし、物理学でも作用・反作用の法則がある。 アート作品も正面や上に掛かっている作品だけでなく、下を向いてからこそ発見して楽しめるアートもある。 それは、橋に吐き

          自省録16 下を向いて歩く

          自省録15 お久しぶりですね

          最近、Noteに書くことから遠ざかっていた。自分の内面などを省みるということを意識してかつ何かに書くということが負担になってきたのでちょっと筆を置いてみた。そしてなんとなくまた書いてみようと思い始めた。 ほぼ毎日、会社には40分くらいかけて歩いて行っている。地下鉄に乗れば早く着くけど、運動不足だし、歩いているといろいろなものが見れるし、何よりも気持ちがいい。これが歩く動機である。 最近、よく雨が降っているけど、アメニモマケズ、歩いて会社に向かっているときに、久しぶりに出会っ

          自省録15 お久しぶりですね

          自省録14 海外修業①

          25歳の夏に片道のフライトチケットと大型トランク一つを持って、カナダ・トロントに飛んだ。現地の語学学校とホームステイ先だけを決めて、いつ帰国するとか決めていなかった。トロントには、知っている人は誰もおらず、飛行機の中でとても緊張していたのは今でも覚えている。 当時は携帯電話も持っておらず、GoogleMapも無かったので、空港からホームステイの場所にバスで行くのも相当苦労した。何回も違うバスに乗ったり、乗り過ごしたり。バスの運転手が何を言っているかも分からないし、 とにかく

          自省録14 海外修業①

          自省録13 マナ

          キミは4年前に従兄弟からのプレゼントとして、実家に来たね。 とても小さくて、ヨークシャーテリアとしては、とても耳が大きく可愛かったのが印象的だった。 親父が『マナ』と名づけたんだよ。 大病を患い3回も大手術した親父の散歩・リハビリ担当、そして母親を元気づけたり、和ませたりする担当としてよく頑張っているね。親父は溺愛してるし、母ちゃんは甘やかしているね。 心配なこともある。最近、マナは食いしん坊🤤になっており、母ちゃんがいない時にテーブルの上の料理や果物を食べ荒らしていることだ

          自省録13 マナ

          自省録12 美術館

          私は、10年前くらいからなんとなく美術館に行くようになった。それ以来、週末や休暇のときや、出張中の空き時間を見つけて、色々な美術館に行って、様々な画家の絵画を見て楽しむようになった。有名・無名に関わらず、本能的に一瞬見ただけで好きになる絵画を見るのが楽しみである。でも、宗教画や神話の絵もまた背景を知ってみる楽しみもある。 昨日、仕事を終え、美術館に閉館1時間前に駆け込んで、束の間の瞬間を楽しんだ。絵画のみならず、美術館の建物であったり、収集の背景を知るとより楽しみが増す。も

          自省録12 美術館

          自省録11 アルゴリズム

          人生において、時に悪いことが起こる。私は、そのような時には、自分は運が悪いとか、これは運命だとか、とてもネガティブに捉えていた。でも、その瞬間やしばらくの間、そのように捉えていたことが、実は後々、自分や家族の人生にとって、とても良かったと思うことが結構ある。それは、時間によって物事の捉え方が変わったということである。 また、目の前にビー玉があって、それを綺麗であると思う人もいれば、幼い時に間違って飲み込んで死にかけた私のような人は恐ろしい存在と思う人もいる。 そもそも、物事に

          自省録11 アルゴリズム

          自省録⑩ 試練そして挑戦

          私は地方大学を卒業して、東京の会社で就職した。就職のことを真剣に考えていなかった上に、当時は就職氷河期で、世間で言われる優良企業とは程遠い中小企業で働き始めた。給料安いし、こき使われるし、休みないし、理不尽なことたくさんあったし、悔しい思いもたくさんした。入社後数ヶ月で辞めようと思って両親にも伝えたが、親父が珍しく激怒しながら、3年間は辞めずに働けと言われ、納得はしなかったけどそれに従った。 それ以降、仕事に向き合い一生懸命働いた。2年目は、会社の先輩や上司、取引先や顧客に

          自省録⑩ 試練そして挑戦

          自省録⑨ 朝ラン仲間

          朝型生活の私は、週末の早朝に近くの公園や川沿いを早朝ランニングをする。そこには常連の仲間たちがいる。 週末朝ランは、起きてしばらくして走るのは億劫であるが、その壁を乗り越えて走ると仲間たちも待っているし、気持ち良く、頭もスッキリする。これで怠けがちな週末を有効に使えるようにもなる。 この公園にはまだまだいっぱいの仲間たちがいる。

          自省録⑨ 朝ラン仲間

          自省録⑧ カロリーとチョコレートと前頭葉

          私の体重がこの10年間、毎年1kgずつ増えている。週末ランニングしたり、泳いだり、歩いたり、それなりに運動をして体重増加に抗おうとしているが効果が出ていない。空気や水にカロリーがあるのではないかと疑心暗鬼になるが、やっぱり食べ過ぎが原因である。運動するので食べ物が美味しいし、チョコレートが大好きでついついつまみ喰いをしてしまう。代謝能力も落ちているので、摂取カロリーを減らす必要があるとわかっているけど、やめられない。やっぱり前頭葉の機能低下が原因か。 年に一回の健康診断は1ヶ

          自省録⑧ カロリーとチョコレートと前頭葉

          自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

          中年オヤジである私の一人旅は娘たちにキモがられるが、外野の声は横に置いといて、なかなかいいものである。 今回旅をしたブリストルは英国西部に位置する街で、私の好きなバンクシーが生まれ育った街である。その街の歴史は、ローマ帝国時代に遡るとも言われ、商業港として栄えたり、時代と共に変遷し、かつてはイギリスでも指折りの大きな都市であった。 ブリストルは、野生のバンクシー作品が見れるために、死ぬまでには行ってこの目で見ておきたい街であった。思い立って、ロンドンから電車に乗って、ブリス

          自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

          自省録⑥ 新聞配達

          私は中学1年生の時に新聞配達のバイトをした。毎朝4時頃に起きて、100軒前後の家に朝刊を配達していた。雨の日も台風の日も毎日。その当時、月20,000円程度もらっていた記憶がある。1時間半かかって配達していたから時給で450円程度。安い!今思うと若年労働力の搾取ではないか。でも月に1回の休みは本当に嬉しかった。ゆっくりと寝れることの贅沢さを見に沁みて感じていた。でも、よくあんなことをやったなと思う。当時は部活で水泳部に入っており、体を鍛えながらお金がもらえたらと思って始めた記

          自省録⑥ 新聞配達

          自省録⑤ ハイブリッド型サラリーマンを目指して

          私は、通算で約26年間企業に勤務しているサラリーマンである。私費で海外留学して貯金を使い果たした。27歳で結婚する時にも貯金がなくて、ハネムーンも行けなかったし、冷蔵庫は妻に買って貰った。また、生命保険も加入していなかった。今考えるとよくこんなに無謀なことやっていたなとちょっと怖さを感じる。でもお金がない当時の私は、資本主義的システムの下で、企業で働くということは労働者であり、資本家と比較すると不利な立場であると思っていた。そのために、常に腕を磨きながら、同時に資本家のような

          自省録⑤ ハイブリッド型サラリーマンを目指して