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我が子に贈ってよかったと思うもの②こま

我が家のこどもたちは、長男が22歳次男と長女が双子で17歳になりました。

彼らの誕生日やクリスマスのプレゼントには、基本本人の希望したものをプレゼントしていましたが、それとは別に、親から贈りたいというものも選んで贈っていました。

いまでもこれは贈ってよかったなあと思えるものをご紹介させてください。


今回は独楽(こま)です

下の二人が産まれたばかりの頃、彼らが双子だったこともありいろいろな世話でわたしがいそがしくなってしまうなか、長男が寂しい思いをしないだろうかということが一番の気がかかりでした。

そうだ、長男と二人で山登りにいこう。

なぜかそんなことを唐突にひらめきました。
長男は、とにかく電車が好きだったので山にいくために電車に乗るという事を、喜ぶんじゃないかなあとそんなことも思ったのです。

簡単なお弁当を作って、双子は夫にお願いし、月1くらいで近めの山にいろいろ行きました。

その中のひとつで、山道に独楽のお店があったり、歩く道に独楽の絵があったりする山があったのです。
神奈川県の丹沢山地にある大山というところです。



そこでいくつか買った独楽の中でとてもおもしろいものがありました。
逆立ちコマというらしいのですが、まわりながら本当に逆立ちします。

我が家でまわした、独楽の動画をどうしてもわたしがこのnoteに貼り付けらず、YouTubeからの画像をのせさせていただきます。




かわいらしいですよね。まさかこんな風にひっくり返っておきあがるとはしらずに買いまして、家でみんなでびっくりしました。



長男が幼稚園くらいの頃こどもたちが喜ぶのでよくいったところがありました。東京四谷にある東京おもちゃ美術館というところです。いろいろなおもちゃで遊べて一日中楽しめます。
YouTubeでも、東京おもちゃ美術館での遊びをいろいろ紹介していたのをみつけましたが、なかでも「色遊び独楽」というもの、これは当時自分で作れるなあ!と思い、買わずにわたしが作って、子供たちと遊んだ覚えがあります。いろいろな模様や色が、独楽をまわす前にどんなふうになるか予想してから遊ぶとより面白いかと思います。






今回、動画がどうしても貼り付けられず、(本当にこういうことがなかなかできるようにならないわたしです。。。すみません)皆さんにもこの独楽がまわるとこんなになるのですよとおつたえしたかったのですが、とても残念です。

この独楽はまわるところがマグネットになっているものです。なので鉄の上とかでくっついてまわって倒れず、きれいにまわしやすいのです。また、これくらい穴があいているとまわしたらどうなるとおもいますか?
もし気になる方は是非このようなものを作られてまわしてみてください。



子供たちの通っていた幼稚園では年少さんのお正月前に皆にひとつずつ投げゴマが配られました。この紐の巻き方がなかなか難しいんですよね。でもみんな夢中でやっていました。そしてどの子も出来るようになるというのがまたすごいなあと思いました。
独楽に好きな色をつけてよいので皆いろいろためしていました。

わたしはこどものころこの投げコマはやったことがなかったのでこどもたちに教えてもらいながら練習。でもあまり上手にならずでした。



投げゴマといえば、ベーゴマも同じような遊び方で、さらにコマ同士をたたかわせる楽しさがあります。こどもたちは一時期これにはまっていました。

夫が自分のこども時代にやったことがあったようで、こどもたちに教えていました。

ばけつにシーツをかぶせ、ひもでしばって戦いのステージを作りましたが、小さい場所めがけて飛ばしてのせるのは難しく、これまたわたしはこどもたちにおそわりましたがなかなか出来るようにならず、どうにかこうにかまわせるようになっても戦いではすぐ負けてしまうのです。回転が弱いのですね。難しいなあと思いました。


最後にご紹介する、この独楽は透明独楽というんだそうですが、東京おもちゃ美術館ではじめて見て、おもしろと思い、購入しました。これも是非動画をおみせしたかったのですが。。。すみません。

YouTubeで回している透明独楽と、わたしのもっているものはすこーし作りがちがうようでした。独楽をまわすと富士山が見える!というものでしたが、わたしのもっているこの透明独楽は黄色い線が塗り込まれていないため、この線がうきあがるような不思議なかたちになっておもしろいのです。


たかが独楽されど独楽で、なかなかに奥深く、まわることで予想外の展開になるなど、不思議な面白さにこどもたちは当時とてももりあがりました。

また、投げコマはできるようになるまである程度の練習が必要で、たんたんとくりかえしながら体が動きを覚えていく感覚というのをこどもながらに感じたのではないかと思っています。

次男が一番夢中になり、また一番上手にまわしましたが、幼稚園の先生に「お友達に優しく教えてくれるし教え方が上手」と言っていただき、親としても嬉しく思ったことを覚えています。

こどもたちの通った区立の幼稚園はほとんどが遊びで、英語や音楽や体操というような特別な時間はありませんでした。野菜をそだてたり動物を育てたりしながらその役割を皆で考えていました。

けんかになることもあり泣いたり笑ったりにぎやかで先生はさぞ大変なご苦労だったかと思うのですが、この幼稚園でよかったなあと今でもしみじみ考えます。


遊びの中にはたくさんの学びがあり、幼いころの時間にいっぱい経験してほしいと思っていました。


独楽はそんな経験のひとつになったかとおもいます。



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