急いでお知らせ!全世界から選ばれたクリエイター15名の作品展。無料です!
先日現地にてたまたま知って鑑賞させていただきました展示がとても良かったのでお知らせいたします。
東京の会場では11月の28日まで!
期日は迫っております!
このあと大阪でも開催されるようです。
今回の展示で、私が一番印象に残っている作家さんはこの方です。
ジョディ・ヴォンドヴォーゲル(南アフリカ)
「The Body at Risk」(危険にさらされる身体)
今回、この展示のことも、その展示の意義なども全く知らずふらりと会場に足を運びました。そして会場のなにも読まず写真をみて、この方の写真にとても心惹かれるのを感じました。
それからこの作品の意味を知っていったのです。
作品にはそれぞれの背景が説明されており、どれもショッキングな内容でした。そのことを直接的にみせているような作品は一つもありません。
けれども、より一層事の重大さを物語るような悲しみを漂わせ、その事実に意識を強く向き合わせる感覚を覚えました。
真実を知ってからこの作品を改めてみなおすと、
最初に観た時、ただ、写真の作品として美しいとだけ感じたことを恥じる気持ちにすらなりました。
しかし改めて観て、やはりそれは美しいのでした。
そこに秘められたメッセージを知ることで全く違う感情をもたらすということにも感動しました。
その他とても個人的にとても心惹かれ、印象に残った作品は以下の通りです。
シナ・ペン(台湾)
「Furusato(鄕)」
ずっとまえにみた、サントリー烏龍茶の広告を思い出しました。空気の色が似ている気がしたのです。そしてその色が私は好きでした。
静かであたたかな写真が並んでいました。
みんなで食卓を囲む、食事の風景は特に好きで
ずっとずっとみていたくなりました。
オ・ジョンフン(韓国)
「Unseen Echoes:Capturing the Unseen Symphony of Human Gestures(見えざる響き)」
レントゲン写真のようにも見えました。
しかしよくみると動きの光が見え、
とても美しいのでした。
写真でしか見ることができない美しさなのではないかなと思いました。
ユン・ソクジュン(韓国)
「Structures of Solitude:The Desert Towers Project(孤独の構造:砂漠の塔)
驚きました。
ここは砂漠なのです。
サンティアゴ・ハビエル・バサン(アルゼンチン)
「Minga(ミンガ)」
家を皆で引っ張って移動させています。
映像では牛も引っ張っていました。
こんな伝統行事があるなんて!
大賞、優秀賞の方々のご紹介を改めてみながら
「表現の意義」を考えます。
会場には、そのほかの写真展の紹介コーナーがもうけてありました。
活躍されているクリエイターや若くこれからを期待されたクリエイターを応援する熱いエールを感じるこの会場に、是非皆様も期間中お立ち寄りください!オススメです!!
この会場は東京ミッドタウンの敷地内にあります。東京ミッドタウンではクリスマスマーケットが開催されていました。