毎日美術⭐︎大好きだった建築と大クス 25 もちもち 2025年2月19日 04:46 通っていた幼稚園は日本基督教団に属する教会でした。今もお世話になる歯医者さんに行きがてら通る道にあり今回の通院でまた改めて眺めてみました。子どもながらにも大好きだった建物。ステンドグラスの窓を外から眺め中からの輝かしさを想像します。家が近かったというだけで通った幼稚園でしたがクリスチャンのおうちのお子さんも多く、おうちへ遊びにいくと食事の前にお祈りを捧げていたり、クリスマスツリーが原木だったりして今思うと貴重な体験をいろいろさせてもらっていた気がします。聖書を読む時間も嫌いではありませんでした。 このあたりは江戸城の鬼門の方角に当たるので弓場を設けて厄除けとし「弓町」と名付けられました。町内には昭和14年頃まで武家屋敷の黒門があり、この近くにある東大の赤門と好一対といわれたとか。この幼稚園は1920年に建てられたもので2021年に登録有形文化財の認証を受けています。地味な色合いの中にモザイクも見つけました。静かな通りにひっそりと建っています。 この幼稚園のある道に大きなクスノキがあります。子どもの頃はたしかただ木があったと記憶していますが、のちに文京区の保護樹木となりました。推定樹齢は600年。幹まわりが8.5m観測出来るところがあり文京区内で一番大きな樹木だそうです。この通りを走り回ってこの美しさの中で過ごした子ども時代に感謝しました。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #美しい #大楠 25