美術検定4級合格をめざします!㊿Илья́ Ефи́мович Ре́пин
㊿イリヤー・エフィーモヴィチ・レーピン1844-1930
【写実主義】移動派 ロシア
◆移動派を代表するロシア帝国の画家、彫刻家
◆細密な肖像画を得意としていた
◆ロシア革命で露呈した社会の矛盾を問う社会的な絵画を描いた
◆革命の運動家でもあった
「休息ー妻ヴェーラ・レーピナの肖像」
トレチャコフ美術館
◆モデル中にうとうとしてしまった妻の絵
◆夫婦でもロシアでは男と女で表記が変わる
「ヴォルガの船曳き」
サンクトペテルブルク、ロシア美術館
◆「船曳き」という労働は1929年にソビエト連邦の政府によって正式に禁止されるまで続けられた
◆船曳き労働をもっとも必要とした川がヴォルガ川だった
ヴォルガ河畔にあるルイビンスクは「船曳きの首都」とも呼ばれていた
◆レーピンはこの過酷な労働の様子を数十にも及ぶスケッチにのこした
◆ここに描かれたひとたちは実在の人物をモデルにしており、多くが本作が完成してまもなく他界している。
◆1873年に開催されたウィーン万国博覧会に出品された
◆小説家のフョードル・ドストエフスキーは「作家の日記」の中で「ヴォルガの船曳き」について、芸術における真実の勝利だとして高く評価している