見出し画像

ゆっくりゆっくり 大きくなるよ

しあわせお母さんプロジェクトは開始2ヶ月未満で、100を超える子育ての相談をいただきました。

たくさんのお母さんたちが、毎日我が子のために悩みながらも、前に進んでいること。

一生懸命なばかりに、疲れてしまっていることが伝わってきています。

ひとつひとつの悩みを解決していくことも大切ですが、
子どもたちは『ゆっくり ゆっくり大きくなる』

そのことを確かめ合いたいな、と思いました。

悩みの多くは、実際のお子さんの年齢よりも大きな子をイメージして、
「うちの子はまだできない」
と心配をしている気がします。


☆例えば…絵本の読み聞かせ☆


“絵本の読み聞かせ”
うちの子、ちゃんと聞かないのです。
という悩み。

“読み聞かせ”という言葉に惑わされてしまいますね。

3歳くらいまでは、“自分が!”の時期ですから、
読まれるものを聞くよりも、ページを見ながら会話をする。

絵を見ながら一緒に楽しむコミュニケーションを楽しめていれば大丈夫なのです。

その積み重ねをたっぷりした後に、繰り返しを楽しむ物お話(『おおきなかぶ』等)を楽しむようになり、少し長いお話も楽しめるようになってきます。

それも、はい3歳です。お話聞けます!ではなく
少しずつ(^ ^)ゆっくりと(^ ^)


☆例えば…お話してくれない☆


保育園のことを聞いても、お話してくれない。
楽しんでいないのかな?
家庭でおしゃべりだと余計に心配になります。

保育園でも、過去の出来事を話してみる体験は3歳半を過ぎるころに意識していきます。

4歳に向けて、見えないものの言語化が発展していきます。

見えないものの言語化が進むから、過去の出来事を思い出しながら話せるようになるのです。

4歳に向かう3歳半頃から

「保育園で何したの?」という問いかけに、

「ブロック」とか「〇〇ちゃん」とか思い出しながら話すことが上手になります。

それも、はい3歳半です!
今日から話します。
ではなく少しずつ、ゆっくりと(^ ^)


☆例えば…〇〇ができない☆


うちの子、絵を描くことに興味がないのです…
うちの子、お友達と一緒の行動できないのです…
来年幼稚園なのに大丈夫でしょうか?

幼稚園に入る頃になると、様々なものに興味が広がる。

友だちと過ごすことに興味が広がる。

“友だちとの育ちあいが広がる”から、幼稚園がスタートするのです。

その前に、「幼稚園に入る前に、あれもできなきゃ、これもできなきゃ…」と焦る必要はないのです。

興味のない事にも、お友達と一緒だから興味が広がっていく。

友だちと仲良くなるから、
集団生活の仕方に慣れていき、
楽しく遊ぶことを継続するために、
決まりなどの大切さに気付いていくのです。

先回りして、

“ちゃんとしなきゃ”“ちゃんとさせなきゃ”と
発達以上のことを期待しすぎると、お母さんも、子どももどちらも苦しくなってしまうのです。

それも、幼稚園に入ったから、すぐできます!

というわけではなく、幼稚園の3年間のうちに少しずつ、ゆっくりと、成長していくのです。

小さいときの可愛さは、もう戻ってこないのです。
ゴールを前倒しにして、苦しくなってしまうのはもったいない事です。


☆慌てることで逆効果☆


少しずつ、ゆっくりと、と思えずに慌ててしまうと、
どうしても子どもに

「あれしなさい」「これしなさい」「ちゃんと○○して」「〇〇しないと~あげないよ」

子どもの感じる時間や、考える時間を待てずに“指示”や“命令”が多くなってしまいます。

その結果、子どもは

“指示がないと動けない”
“大人の顔色ばかりをうかがう”
“なにか困ったときに「お母さんのせい」という”

など、自分の生活の主人公になることを手放していってしまうのです。


☆そうは言うけど、周りの子はできている☆


本当に周りの子が全員出来ているでしょうか?
たまたま気になる部分を、それを得意な子と比較しているだけ…そんなこともよくあります。

同じ3歳でも、3歳になったばかりの3歳と、来月4歳になる3歳では、大違いです。

生まれが半年違えば、できることは全く違うし、もともと得意なこと、苦手なこともあります。

うちの子はブランコまだ怖がるのに、同じくらいの子がすいすい乗っている。
このようなことは、経験の量によっても違います。

「他の子が…」と比較しすぎることで、お子さんのいいところを見失ってしまうかもしれません。

慌てず、焦らず
どの子も少しずつ
ゆっくり、ゆっくり 大きくなっていきます。


☆しあわせの 『はひふへほ』☆
は 半分でいい
ひ ひとなみでいい
ふ ふつうでいい
へ へいぼんでいい

ほ ほどほどでいい


お母さんがゆっくりお茶をのんだり、音楽を聴いたり、昼寝をしたり、おいしいものを食べたり、おしゃれを楽しんだり…

お母さんがご機嫌になれる過ごし方も大切にしませんか?

お母さんがご機嫌でいれば、子どももご機嫌でいられます。
機嫌のいい時間が増えれば、困ったことも減っていきます。

不安や、苛立ちに心が疲れた時には、
いつでもご相談ください。

私たちの回答が、参考になったり、息抜きになったりして
お役に立てるなら嬉しいです。


(参照元)https://bit.ly/3eH3l37

いいなと思ったら応援しよう!

しあわせお母さんプロジェクト
私たちはいつでもここで待っています。 何かあったらぜひ頼ってください。 この「しあわせお母さんプロジェクト」の活動を継続するために、 皆さんのご支援をお願いします。