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『ステップを覚える』ということ
20241018
東京・蒲田
公演が間近に近づいている。去年に比べると、職場環境が変わったこともあり、平日にタップダンスを練習する時間がここ最近減ってきていた。ただ、それも自分のタップダンス人生の中には”折込済み”なことなので、工夫してでも続けていく。今週は久しぶりにレンタルスタジオに板を持ち込み自主練してみた。
「ステップを覚える」感覚、なかなか不思議である。レッスンで講師の振り付けを見て、その瞬間は見る感じだとできそうな気がするが、そのあといざ自分でやろうとすると再現することができない。
「自分は何をみて”分かった”と思っていたんだろう。。。」
如何に自分の目にみえることってのは当てにならない、自分が表出できないことは本当はわかっていないんだと感じるところである笑
そこからどうやって私は覚えようとしているか。今日は覚えた感じをメモする。
まずはリズムをできるだけ口で発してみる「ドゥーダーダー」とか。それで言えるようになったと思ったらそこにステップを見ようみまねで合わせてみる。が時間がかかる割に大抵合わない笑
それは発するリズムが間違っている場合も多いにある。なのでテンポを当然遅くしてみる。
遅くやっているとだんだん、カウントのとる位置が見えてきて、当初思っていたこと(口ずさんだリズム)が違っていることにも気づく。
あと、動画で講師はカウントしているので、その「One」がある場所を意識していくと、少しずつ何か大きな流れを感じる時がある。
Oneが見えたらTwo Three Fourと全てを見て。
そこまで見えると、今までできなかったことが実はシンプルで、そのステップの動きが自然というか必然のように感じる時がある。
この感覚が毎回不思議である。
ここまでいくのに自分は数時間かかってしまう。この頭じゃない、見えてるものじゃないところから身体が覚えるいく感じを高めていきたい。
これは自主練でこのよくわからない自分の身体と向きあうためにも、自分の場合、独りになる時間と場所が必要だと感じる。
マスターのステップはシンプルなものも難しいものもある。だけど身体で覚えることができた時、自分の感覚は明らかに変わっている。
この自分の身体をマスターの力を借りながら、これからも着実に成長させていきたいなと思っている。