声の支え
歌うときに「声の支え」という概念は、基礎になりうる考え方であると思います。
一番はじめについた声楽の先生には、グランドピアノに手をかけて、腰を使って持ち上げるようにして発声練習しました。
二番目についたドイツから帰ってきたオペラ歌手の先生は、壁に背中をくっつけて、レッスンしていました。
そんな中で、私は身体で声を出す体感を掴んでいきました。
私は、生徒さんに、右左、一つ2キロのダンベルを持ってもらって発声練習しながら、自分の中心をとらえながら、身体のバランスのとり方や、骨盤の中に重心を感じてもらう訓練をします。
こういう事は、本人にもっと表現したいことが出てこないと、なかなか、楽しい体感をキャッチすることはできず、ある意味、先生と生徒さんのコラボレーションで、生徒さんが、何かをつかめるように思います。
先日のレッスンで、よい体感があったので、ノートしておきます。