国民負担率47.5%について
23日に兵庫県明石市の泉房穂市長が自身のツイッターで
とツイートして、話題となっている。
このツイートを引用してひろゆき氏は、次のように発言しています。
1970年に1万2000円だった国立大学の授業料は、今では53万5800円(標準額)となっているそうです。私立大学の場合は、年間約100万円と言われています。
1966年に私立大学に入学しましたが、当時は、私立でも8万円ぐらいだったと記憶しています。
国立大学の場合は約45倍というこのべらぼうな値上がりぶりは、何故なんだろう。他の価格で、これほどに、値上がりしたものはあるのだろうか。
1960年代に、東京大学を中心に、学生運動が蔓延ったのは、あまりにも、国立大学の授業料が安すぎるので、運動に精を出す学生が増えすぎたと解釈した政治家がいて、以後、どんどん値上がりしてきたと主張していた記事を読んだことがある。
長年にわたる自民党政権の反知性的な言動と、教育に不熱心な政策ぶりをみるにつけ、さもありなんと納得したものです。
妻が今年1月25日に退職してから任意継続の厚生保険料の手続きをして、1月30日に厚生労働省に提出した。
2月10日に最後の給料明細を見ると、いつもより、金額が多いので、経理の人が間違えたのかと、思ったが、後ほど、厚生労働省から任意継続の厚生保険料支払い請求書がきたので、プラスマイナスゼロでした。
給付金の配布能力の遅さに比べて、税金の回収能力の速さには、驚いた。
退職して、収入がない人に対しても、働いているときと同じ金額を今後も請求しつづけるという、あくどさは、ひどいものです。
同じく退職した息子が、国民健康保険にきりかえると、いきなり17万円を請求されたようです。これも、ひどいもんですね。
国民負担率47.5パーセントということも、凄いですね。しかも、ほとんど、国民に還元することもなく、電通やパソナなどの中抜き業者に、税金を湯水のごとく、そそぎこむシステムを、いつまで続けるつもりなんやらです。
さらに、防衛費を23年~27年度の総額43兆円の増額という極めて異常なことを国民に知らせる前に、米国のバイデン政権に嬉々として報告するという属国ぶりには、唖然とするしかない。
こうした政権側の問題があるにもかかわらず、ひろゆき氏は、先ほどの発言に続いて、「この差を知らずに高齢者が“若者たちは元気がない”とか“若者の車離れ”とか言ってる状況」と述べている。
ひろゆき氏は、なんでも、若者向けの発言して人気取りの姿勢であるが、若者一般と老人一般を対立させる構造は、欺瞞でしかない。「老人の集団自決」発言で炎上した成田祐輔氏と同種の構造でしょう。
裕福な老人も、いるでしょう。だが、世の中には、私も含めてだが、裕福で、若者批判をする余裕のある老人が、どれだけいるのだろうかと思う。