兵庫県知事選挙問題は、まだまだ続いています

経済アナリスト藤原直哉氏が発信しているインターネットラジオを約20年近く聞いて勉強になることが多々ありました。特に、中東問題については、専門家よりも適格に指摘していて後から検証してみると正解だったことが多かったので、彼の発言内容についてはほぼ信頼していた。

ところが、2017年9月に東京都知事小池百合子氏が、希望の党を結成したとき、藤原さんは絶賛していたが、小池氏の排除発言によりぽしゃってしまってから彼は何も言わなくなったことで、少し距離を置くようにしている。

そして、藤原氏は立花孝志氏を、以前から面白い人物だとして評価していた。国政や都政についてならば、ある程度理解していたが、私の地元兵庫県知事選挙については、彼の評価を鵜呑みにするわけにはいかなかった。

自死した元兵庫県局長を「自死したのは不倫していてそれがバレるのがこわかったからだ」と罵倒の演説しまくっていたのは、人として許せる行為ではないと思うが、私が見る限りでは、藤原氏はこのことには、ほとんど言及していないことに危うさを感じている。

今度立花氏は、泉大津の市長選挙に立候補すると言う。ちょっと前は、南あわじ市長選挙に出ると宣言していたにもかかわらずにです。

現市長は反ワクチン派として有名ということらしい。一方、立花はワクチン推進派ということだ。藤原氏は反ワクチン派であり、どうにも整合性が取れない。

泉大津は立花氏の故郷らしいが、これだけではないだろうと思える。というのは彼は執行猶予中の身であるから、逮捕逃れだろうという噂もXで流れている。だが、これについては、彼の個人的事情なので、どうでもよいことでしょう。

藤原氏は、大手メディアをひっかきまわしたいのだろうと述べているが、大手メディアとワクチン推進派は同じ既得権益側であり、ここも辻褄が合わない。

人間同士はすべてにおいて意見が合致することはありえないので、これで良いのだと言われるとそれまでですが.....…。

世間は、斎藤さんと折田楓さん問題にフォーカスされていて、立花氏の振る舞い--ー立花氏がちだいさんを訴えた事案が裁判所によって棄却されたことを除いてーーーが忘れさられた感があるので、藤原氏にかこつけて、立花氏に触れてみました。

藤原氏を長年支持してきて、こうして彼の批判するというのは、心苦しいものがあります。自虐的だとも思えるからです。だが、批判したからと言っても、彼の斬新な思考全てを捨て去るのではなく、斜めに眺めながらでも、参考にしていくつもりです。


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