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火災保険と冷蔵庫
火災保険と冷蔵庫には、何も関連性はないが、生活協同組合を通して、注文すると、訪問日が、たまたま、昨日の木曜日に重なったということだけです。
当初の約束では、火災保険の担当者は、午前10時で、冷蔵庫運送業者は午後1時からの来宅予定なので、何も問題はなかった。
ところが、運送業者の方は、2回電話があり、1回目は、12時ぐらい、2回目は、10時半ぐらいと、業者都合で、予定を変更してきた。
電話があったときは、すでに、火災保険の担当者と打合せ中だったので、説明を早めてもらい、何とか間に合った。
すでに、電話では、詳しく説明聞いていて、その確認程度という状態だったので、早めの説明でも問題なく終えることができたのは、幸いだった。
運送業者からの電話は、妻が受けていたが、かなり、強引な感じを受けたらしくて、断れるような雰囲気ではなかったということだった。
さて、問題は、運送業者が来てからです。既存の冷蔵庫を見て、これは出すことは困難だと言ってきた。
いやいや、過去に玄関から入れて、今ここに存在しているのだから、出せることは可能だろう言うと、スケールで測りつつ、首を傾げながら、作業を始めた。
運送業者は、二人で来ていて、一人は、ガタイのよい若者で、もう一人は、角刈り頭で、70歳前後の方だった。
一目見たときは、親方が若者を連れてきたと、思いこんだが、作業を始めると、若者が声を荒げて、年配の方を指示しだしたので、立場は逆だった。「声を出さないと、こっちは動けない」、「アンタ今まで何してたんだ」というぐあいに、年配をなじっていた。
半年前に、引越し業者が、整然と作業を進めていた現場を見ていたばかりだけに、たかが、冷蔵庫一台を入れ替えするのに、この騒動ぶりはいったい、どうしたものかと、内心で呟いた。
妻と私が目の前にいるところで、こうして、罵倒できることに驚いた。若者が、怒鳴っているときは、まるで、私自身が、怒られているような錯覚に陥り、思わず、身をすくめたくなったものです。
その若者の罵倒の迫力に圧倒されて、ここで、口を挟んでは、逆切れされる可能性があることを恐れて、口をつくんでいた。つまり、年配の方が、イジメにあっている現場に眼前で、立ち会っているのに、見て、見ぬふりをしたことになった。
若者にとっては、私は客であるという、有利な立場にあるにもかかわらず、この体たらくだから、学校、会社などの世界内で、発生している、イジメについて語る資格は、ないな~ということを承認した。
まさにこれは、昨日のnote記事のテーマ「死」への恐怖と同類のそれからくるものだろう、というのを感じた。