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大きな出来事
昨日は元旦でしたが、いきなり、北陸地方で大地震が起こり、その驚きがおさままらないのに、さらに畳みかけるようにして、今日は、羽田空港で、飛行機同士の衝突事故で、火災が発生という事態にまでなった。
幸いにも、JALの乗客全員は無事だということで、胸をなでおろした。だが、海保の飛行機の乗員5人が死亡したと報じられている。
海保機は被災地に物資搬送中ということだったので、痛ましいかぎりです。
今後の日本の行方の不吉さを指し示しているのか、と思ってしまう。
しかし、逆に、もうこれ以上の大きな出来事は発生しないとも考えられうる。後者であることを願うのみです。
さて、ここで、話題を変えます。
先日、私の過去の記事にスキマークを押して下さった方のプロフィールと記事を読んでみました。
現在は、ある地域の住職をされているのですが、去年の6月までは会社に勤務していて、7月から住職になられたというのです。
薬剤師の資格を持っている方なので、製薬会社に勤務された後、種々の職業を転々とされていました。
彼の投稿記事のほんの一部しか見ていないので、住職になられた経緯は、分かりませんが、それなりの準備と努力はされたことでしょう。
でなければ、いとも簡単に住職になれるものと誤解してしまいます。
住職になられたからには、苦を滅して「悟り」の境地に達しているものと思いますが、実際には、苦はなくならず、思っていたほどには楽にはなっていないということでした。
ブッダは「修行を重ねて、瞑想を継続していけば、煩悩が消滅し、苦しみも根源からなくなるのだ」と教えている。しかし、この教えは、どうなったのということでしょう。
7月に住職になり、荒れ果てていた寺を苦労して整備して、やっと人が来るようになった矢先の11月に、火事で庫裡を全焼したようです。
それでも、彼は、この災害に、めげることなく、自分に与えられた修行の機会だと捉えていた。
その姿には、私自身も身が引き締まる思いでした。