首相指名選挙は30年ぶりに決戦投票が行われるのか?
またまた、衆議院関連の投稿をします。国内選挙に関心をもったのは、30年ぶりだからです。その頃までは、選挙となれば、テレビにかじりついて、徹夜で投票結果の行方を知ってから、そのまま会社に出かけていた。
今回は、自民党が過半数割れしそうだという報道があってから、テレビ画面を見続けていたが、加齢には勝てず、途中で寝込んでしまいました。
さて、主題の首相指名選挙の話題に移ります。
11月11日に召集される特別国会では首相指名選挙が実施されるが、30年ぶり決戦投票が行われるかも知れないということである。
与党の自民ー公明の連立政権は、過半数まで18議席も足りないので、野党の一部を取り込まない限り、石破自民総裁が新首相になることはできない。
すると、キャスティングボートを握るのは、28議席を獲得した国民民主党の玉木雄一郎代表ということになり、まことに美味しいポジションにいる。
彼の動向が気になるところだが、彼は、自分自身に投票すると、公言しているから、その場合は決戦投票となる可能性が高くなる。
だから、石破氏は、国民民主党にすり寄っているという報道もある。元々、国民民主党は自民党とかなり親和性があるので、決戦投票となった場合は、石破氏に投じるだろうと予測できる。
裏金問題が発生したのは、安倍元首相以来、独裁状態が続いたせいで、自民党議員たちが、何でもありと、やりたい放題するのを国民が放置してきたからであろう。でも、さすがに、今回は国民も腹を据えかねて自民党にNOをつきつけた結果、国民民主党や立憲民主党に集票されたと思います。
だとすれば、玉木氏も、自分の立場を弄ぶのではなく、国民の心情に真摯に向き合うべきだろう。
投票日前日に、石丸伸二氏が応援にかけつけたが、これに対して、玉木氏は、「私は知らなかった、彼が勝手にきた」などと惚けた言い訳をしていた。実は、応援を依頼していたことがバレ、石丸氏の怒りをかったという報道もあった。
これが事実であれば、こんな人物が、これからの日本の行先を決めるという立場にあるのかと思うと情けなくなってくる。
もちろん、維新も議席を減らしたとはいえ、38議席を獲得しており、国民民主党より議席数は多いので、維新もキャスティングボートを握っている。
しかしながら、代表問題で内紛状態にあり、指名選挙どころではないという事情もある。そして、大阪地区では、公明党と戦った結果、維新がすべて勝ったという経緯があるから、自民党はともかくとして、公明党に協力するのは、通常の神経では、考えられないことです。
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