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三田誠広氏について

三田誠広氏(1948年生まれ)は、1977年に『僕って何』芥川賞を受賞しました。タイトルの奇妙さに惹かれて、刊行されてからすぐに読んでみました。

それ以後も新刊を2、3冊を読んだ記憶がありますが、ここ40年ほど遠ざかっていると、青春小説からガラリと変わり、『聖書の謎を解く』『般若心経の謎を解く』『謎の空海』などの宗教関連のことを執筆していることに驚きました。いつまでも青春小説を書き続けるわけにはいかないので、当然ですね。

上記の本を借りるために図書館に行ってみたのですが、小さな図書館だったためか、書壇には無かったので、『桓武天皇』というタイトルの本を借りることにしました。

「平安京を開いたのは桓武天皇であることは、歴史の教科書で習ったが、その桓武天皇がどのような人物であるかは、誰も教えてくれなかった。文学作品や、映画、テレビドラマなどでも、桓武天皇が登場することはほとんない」そして「残念ながら、戦国時代や幕末の英雄と比べれば、桓武天皇の生涯はあまり知られていない」と三田氏は述べています。そのために書き手として書き甲斐のあった、ということです。

芥川賞を受賞した作家が描く歴史小説というものは、いったいどんなものになるのかと思い、手に取ってみました。

以上紹介のみとなりましたが、内容については、後日、記述したいと思っています。




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