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フィルムカメラとロンドン旅行

1月にイギリスへ旅行に行ってきました。持って行ったカメラはローライ35です。海外でフィルムカメラを使うのは初めての経験だったので、いろいろと不安でしたが、特に問題なく撮影できました。また、ヨーロッパを訪れるのも初めてのことで、寒かったですが思い出に残る旅行となりました。


ロンドンの街中

バッキンガム宮殿の周辺では、王室関係の人々が馬で移動していました
ビッグベンが見えたときは、本当にロンドンに来たんだなと感動しました
ロンドンは路線バスが張り巡らされていて、地下鉄より安くて便利です
そして2階からの景色は最高です
高緯度なので、1月だと16時頃には暗くなってしまいます
夜が長いためか、街中ではイルミネーションが盛んでした


ロンドンのデパート

ロンドンには有名なデパートがいくつか存在します。デパート自体が観光スポット化していて、どこも混雑していました。ちなみにロンドンの物価は2025年現在で日本の約2倍です。旅行中で財布の紐が緩んでいるといっても、なかなか気軽に買える値段ではありません…

紅茶が有名な「フォートナム&メイソン」
とにかく豪華で広い「ハロッズ」
新宿の伊勢丹を3倍くらいにした感じ
ハロッズではお手頃なスコーンを購入
美味しかったです


ハイドパーク

ロンドンには大きな公園がいくつもあります。特に遊具などはなくて、芝生が延々と広がっているのがイギリス流。冬でも芝生が青々としていました。特にハイドパークは静かで広く、私がロンドンで一番気に入った場所となりました。

楽しそうに大勢でランニングしている集団
奥の建物はケンジントン宮殿です

ハイドパークの一部は冬の期間だけ「ウィンターワンダーランド」という名前の移動式遊園地になっています。せっかくなのでチケットを購入して遊ぶことにしました。移動式ということで子供向けな感じかと思っていましたが、予想以上に広くて本格的で、大人でも楽しめる遊園地でした。

アトラクションはその都度料金を払う必要があり、価格は日本の2倍のため、観覧車と氷の彫刻が展示されているアトラクションだけ楽しむことにしました。

Hyde Park Winter Wonderland
氷の彫刻


ポートベローマーケット(骨董市)

ノッティングヒルには「ポートベローマーケット」という商店街があり、毎週土曜日には骨董市が開かれます。土曜日に訪れたのですが、写真の通り多くの人で賑わっていました。売られているのは、アンティークの食器や置き物、古着やハンドメイドの小物など様々で、見ているだけでも楽しいです。クラシックカメラを扱っているお店もありましたが、状態がよくわからないのと、価格が例によって日本の2倍なので(笑)手を出しませんでした。


ロンドンでのフィルム現像とX線検査

海外にフィルムカメラを持っていくときに心配なのが空港でのX線検査です。羽田から出国するときは、日本の空港なのでハンドチェックに親切に応じてくれました。ですが帰りのヒースローではハンドチェックに応じてくれるか不安だったので、できるだけ現地で現像することにしました。私がロンドンで現像をお願いしたのは以下の2店です。

Snappy Snaps
イギリスに数多く出店している写真印刷のチェーン店。カラーネガ現像は即日か翌日仕上げで対応してくれます。料金は現像&データ化(メール送信)で19.99ポンド(約4,000円)でした。フィルムも販売しています。

FUJIFILM House of Photography
ロンドン中心部のコヴェントガーデンにある、フジフィルムのイギリス旗艦店。デジタルカメラの販売がメインのようですが、フィルム現像も対応しています。仕上がりには2〜3営業日かかるようです。料金は現像&データ化(メール送信)で16ポンド(約3,200円)でした。フィルムも販売していて、フジのカラーネガ400 36枚撮りは17.99ポンド(約3,600円)でした。

Snappy Snaps は店舗数が多くて仕上げが早いので便利ですが、フジフィルムの方が仕上がりが綺麗で丁寧だったのでおすすめです。いずれにしても、現像代、フィルム代ともに日本の2倍くらいにはなってしまいます。

せっかく現地でできる限り現像したのですが、結局帰りのヒースロー空港ではハンドチェックに応じてくれました。ですが毎回対応してくれるかはわからないので、対策しておくに越したことはないと思います。


旅の感想

今回初めてロンドンを訪れて、とても魅力的な街だなと感じました。よかった点は、街並みが美しいこと、人々が適度にフレンドリーなこと、車の運転マナーが良いこと、そして治安が良いことです。

運転マナーについては、信号がなくても黄色いランプがある横断歩道では歩行者が優先で、車は必ず止まってくれます。あと、ロンドンの歩行者は信号が赤でも隙があればどんどん道を渡ります(笑)。全体的に、車よりも歩行者の方が優先されている印象を受けました。

街並みについては、れんが造りの古い建物が多く残っていて、どの通りを歩いても景色が美しかったです。ロンドンから帰ってきたとき、日本の街並みを見て悲しい気持ちになりました。でも地震がある日本では古い建物を残しにくいので、仕方がないかもしれません。

逆にロンドンのイマイチな点は、地下鉄の車内が少し汚いことと、食べ物があまり美味しくないことでしょうか。でも紅茶とスコーン(クロテッドクリームとジャムを塗って食べる)はとても美味しかったです。

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