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R5 美術系日記

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ヒョーゴ・ミュージアム・サポーターズが、県立施設を紹介します。
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2024年3月の記事一覧

Y字路の魅力: 横尾忠則の心情と変化する世界

「Y字路」シリーズ誕生20周年を祝うため、2020年度に開催される予定だったが、コロナ禍により延期となった今展覧会。 シリーズの原点である初期作品と新近作を見比べると、横尾さんの心情の変化に触れられた気がする。 weblio辞書によると、 「Y字路」とは、アルファベットの「Y」のように分岐している道、3本の道路が交差している交差点であるとされている。 3人のサポーターズによる「Y字路」のような交差した取材内容を楽しんでもらえると幸いだ。 今回はちり️、おみ、のんの順に

託されるコレクター、守り継ぐ美術館

1.4度目の取材(くもり時々晴れ)こんにちは、ヒョーゴミュージアムサポーターズ美術チームです! 今回は2月24日に取材させて頂いた、兵庫陶芸美術館の特別展『令和の新収蔵品展-「コジン」からの「オクリモノ」』での驚きや高揚感を皆さんにも共有出来たらと思います。 本展は、兵庫陶芸美術館が令和に収蔵した作品のうち、摂津や丹波、但馬、播磨、淡路など兵庫県内各地で制作された古陶磁と、4人の個人コレクターから受贈した貴重な作品の数々に焦点を当てたものとなっています。 残念ながら会期