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師走目前、なんとなく、一区切りの日

今日で、11月も終わりだ。あぁー、びっくりする。
平成最後の年の瀬が明日からやってくるのだ。平成最後かぁ。

ところで、祖母がいよいよ今日から老人ホームに入所した。今日は母などは、朝から引越し作業だった。子どもたちが親の終の住処の世話をする、というのはどういう気持ちのなのだろう。そして、当の祖母は?
祖母は、山奥で一人暮らしをしていたので、母を含め叔父叔母は気が気ではなく、一安心と言う部分はかなりあるだろう。さすがに一人にできないね、となり、このところは兄弟たちが入れ替わりで寝泊まりするなどして、祖母と過ごしていたので、母の生活も変わるだろう。それでも、施設への面会はこまめにするとは思うが。一緒に家で過ごせなくなることは、さみしくないのだろうか?なんだか、こっちがしゅんとしてしまいそうだが、電話口の母の声は、引越し作業もあってか、全くもって元気であった。笑

そして、私はといえば、持病の方が微妙になってきたので、薬が増え、結果いよいよ断乳せざるをえなくなった。朝方、おそらく最後になるだろう授乳をした。が、朝早く目が覚めてしまって、授乳の頃にはお腹が空いてしまい、なんだか感慨に耽ることもなく、もう出ないよー、というところまで待たず終えてしまった。食欲が普通に勝ってしまった。
断乳やら卒乳やらと、その時をそれぞれのタイミングで迎えるのだろうが、いったいどういう気持ちになるものなのだろうか?成長過程の一つとして、私はあまり、寂しいなぁ、みたいなのを今の所感じていないのだけれど。。。

夕方、バス1本でいける場所で、とても参加したいと思った講演会があった。行こうと思えば行けなくもなかった。夫は、仕事で出ていたが、息子を会場で受け渡そうかと、調整してくれようともしていた。家を出さえすれば参加できたのだけど、、、自分の関心のテーマであること、海外在住の講師で貴重な機会であること。これは、行くべき、だと。頭ではそうは思っても、なんだか身体が重いし、夕方日が暮れてからの外出はかなりの二の足を踏む。妊娠してから、ほぼ夜の外出は控えている中で、すっかりその生活に自分も慣れてしまったのか。そして、関心ある人たちが参加している中で、自分も同じくらいの熱量を持って参加できるかも、実はちょっと心配だったのかも。いや、そんなこと、全然周りには関係ないし、気楽に行けばよかったのだけれど。勝手に自分でハードルをあげているところもある。
午後も悩んでいたけれど、結局、身体がついていかんな、ということで参加を諦めた。そして、いつもの時間にいつものテレビドラマをなんとなくつけ(ほぼ見ていない)、夕ご飯の支度を始めた。
そうすると、今度は、そのように判断した自分に、ちょっと信じられないというかそれでよかったのか、と思う始めたりしてしまった。
若い頃、独り身の頃は、いろいろと参加していたり出かけたりしていたのだけれどなぁ。なんだか、同じ自分とは思えない、というか。はるか昔、みたいに感じたり。今は、これでいいのだけれど、再び、自分が自分であるような日々がくるのだろうか?などと思ったりする。全く、うまく言えないのだけれど。
ともあれ、今日、仮に参加をして多分に刺激を受けたところで、それをどうこうできる体力・気力も今は持ち合わせておらず、今は、ここ(家)が、主な私の知的開発空間である、と思うのだ。ガツガツと本を読みあさり、思ったことを整理をかねてnoteに記す。
結婚して、随分と生活が変わったのだけれど、変わった生活のペースをまた変えるのは、たとえそれがかつて自分が意気揚々とこなしていたことだとしても、とても大変だということだ。少なくとも私はそうだ。

そして、一区切りといえば、息子の通帳を作った!君は、君の人生をすでにスタートしているのだ。そうだそうだ。それに立ち会えている、というのは、かつての自分は体験していないし、想像もできなかったことだ。

いいとか悪いとか、感慨に耽る、というよりか、物事は変化をするもんだ、ということを感じた、なんとなく一区切りの1日だったのだ。
*写真は、窓口で、お子さんの体重を入金されたりする方もいらっしゃいますよ、などと言われてその通りにした様子。

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