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IKEAに完敗、ソファ来たる

先日IKEAで購入したソファがやってきた。夕方やってきたそれは、夫と私のおよそ2時間の組立ての末、ソファとなった。

実は、IKEAで家具を購入したのは、これが初めて。ソファなんて大きなもの、ちゃんと組み立てられるのかと心配だったけれど、実際に組み立ててみると、なるほど納得、IKEAらしく抜群に合理的で簡単にできるようにデザインされていた。

一番感心したのは、ソファの布をソファに被せるのに、その接合部分がマジックテープになっているというという点。なるほど〜〜!このおかげで、布を被せてもずれないし、簡単にぴったり合わせることができるのだ。なるほど考えたなー。
もう一つは、説明書。説明書には、一切の言葉がなくすべて絵で説明されてある。ここでは、他言語にすることや言葉にすることによる説明書制作の予算費用の削減も考えられるし、何より絵だけで説明できるのほどの簡単さ、にまで組み立てを方法を工夫しているということでもある。この簡単さは、つまりは、購入後の電話などでの問い合わせの削減にもつながっているだろう。結果的に、いろいろなことを削減できているだろう。そして何より、消費者もラク。自分たちで完結できることに越したことはないわけだから。だから、私たちも、これこうかな?と少しは戸惑いつつも、決定的な戸惑いにまでは行くことなく、夜間にもかかわらずやり遂げることができた。
使った道具も、基本的にはワッシャーや六角レンチなどの手でできるもので、いわゆる工具はいらない。
手慣れた人なら、ものの1時間もかからないでも組み立てられるであろうシンプルさ。いやはや、IKEA。徹底して合理的、IEKAに完敗。

そういえば、スウェーデンに留学していた友人が、スウェーデンは福祉国家のイメージが強くて、なんだか優しい国だな、なんて思うかもしれないけど、別にそういうわけではなくて、単にものすごく合理的なだけ、と言っていたのを思い出した。納得である。
いづれにせよ、先日お店で感じた、IKEAに完敗は、さらにもう一度自宅でも思い知ることとなった。

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