見出し画像

透明のポット、ストーリー、ドリーミー

ずっと欲しいなぁと思っているものがある。絶対的に必要なものではないので、なんとなく欲しいと思いながらで、しばらく止まっている。

それは、透明のポット。
なるべく大きいのが良い。

とある番組で、ガラスのものが好きなの、ということで、台所の多くがガラス製品で揃えていた台所を見て、あー、こんなポット素敵だな、と思ったのが始まりだった。
けれども、探してみると番組で見たような大きめのガラスポットは、意外に少ない。気に入ったものがない、絶対的に必要ではない、ということで、いつか欲しいな、というものの一つ。

それが、先日、巷でよくある出店営業でガラスポットが売られており、一つ、いいなと思うのがあったのだ。出店営業なので、通常価格より断然安いし。おぉ、これは買いどきとばかりに、ポットの品定めをする。
できたらもう少し大きくてもいいかな、と思ったりするが、いやいや、実際我が家の台所にあったら、これは割と大きめなのでは、と思い直す。これ以上大きいポットで一体何を飲むというのだ、という気もしてくる。
そういうわけで、購入しようかと迷っていると、お店のおっちゃんが、これは買いだ!と押してくる。親切にも、こっちもいい、と別のも勧めてくれたりして。

で、結局、買わなかったんですけど。
モノ、って結局、そのもののストーリーだったり、これを買ってどういう生活をしたいか、とどんなモノでもやっぱり自分でイメージしていると思うんです。それで、なんとなく、そのおっちゃんとの雰囲気や売られている感じなどから、もう少し丁寧に売り手が売っているモノがいいな、と思ったのでしょう、たぶん。それで、しばらく悩んだけど、購入にはいたらず。
ま、絶対的に必要なものではないので、今日買わなくったってそれでいいのです。
先日、IKEAで消費の亡者のようになってしまったのですが、あらためてモノとの関わりについて思った次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?