HLUG活動日誌

浅沼諒空の個人ユニットHiddenLips Underground(HLUG)の告知と…

HLUG活動日誌

浅沼諒空の個人ユニットHiddenLips Underground(HLUG)の告知とか台本とか他のやつとかブン投げる場所です。

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HLUG主催・浅沼諒空よりご挨拶とか自己紹介とか

【2024年8月10日更新】 皆さんこんにちは、初めましての方は初めまして。そうで無い方はお世話になっております( {0}ё{0})ノシ わたくし、HiddenLips Underground 主宰の浅沼諒空と申します。ユニット名は長ったらしいのでHLUGと略してください。現在『una:chenter』『言想綴園』という二つのリーディングライブを年に数回開催しております。 この場をお借りして、私めの略歴を以下に紹介させてください。 2003年から声優・ナレーターとしての

    • CHEAPTRICK CAFE's TALK【♂1♀2不

      ◆タイトル…CHEAPTRICK CAFE's TALK(ちーぷとりっくかふぇずとーく) ※作、監修:HLUG 脚色:浅沼諒空 ◇粗筋 予期せぬ出来事で急死した友人の告別式を終えた若者達の、喫茶店での何気ない会話。 ◆登場人物…4人(♂1♀1不問2) 友人A(男) 友人B(女) 友人C(不問) 喫茶店のマスター(不問)ウェイトレスでも可。台詞極少につき声劇なら友人Aが兼任したり、舞台では影ナレで対応したりを推奨。 ◆上演時間…約20〜25分 ◇以下本編 【舞台はレトロ

      • 【追加中】夏の掌編・自由詩三篇【不問1】

        1.Summer'2024(仮) 今では身を炙りたてるような熱も風も、まだ少し優し気だった頃。 やる気十分の太陽が寝ぼけまなこを開くまでの間、通学路より少し足を伸ばしてまた戻るのさえちょっとした冒険だった。 飽きるくらい反復してる道筋からほんのちょっと、そうほんのちょっと足を伸ばす。『夏』の訪れを確かめる、子供たちのミッション。 大人はまだ床の中、夢の中。音を殺して戸を開ける。家の前の道路を左に曲がって、ちょいちょいちょいと公道へ。緑の匂いが次第に強くなる。瑞々しい生命

        • 翠花の哀句~バレンタインデー終了のお知らせ~【♂1】

          バレンタインデーなんか嫌いだ。 世の男どもの何割かは、きっと同じ事を言うだろう。取り敢えずは。 もっともその日をそれなりに満喫してるであろう奴等にわざわざ水を差すような無粋な真似はしない。これはあくまで俺の個人的な、そう個人的な怨念であって、俺が一人勝手にバッドでネガティブにファッ〇ンなフィーリンブルーしてるだけだ。 「……ちっ、はー、くそ、ちくしょう。」 「……手作りチョコ、ね。」 既に完成されてるものを、わざわざ溶かして冷やして固めて、別の物に作り直す。 そんな

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        HLUG主催・浅沼諒空よりご挨拶とか自己紹介とか

          I don't Know SIAM's EYE【不問1】

          「―――そろそろかな」 軽く投げた視線の先には、シンプルなデザインの掛け時計。 いつも決まった頃合に、何とはなしに時刻を確認する。 もう日課になりつつあるのが、我ながら少々照れ臭くて、吹き出しそうになる。 その習慣が生まれるきっかけも、そう、いつかの日のこのくらいの深い夜。 理由さえ思い出せないくらいの気まぐれに、ほんの少し窓を開けていただけ。 「……その隙間を、まるで狙いすましたみたいに」 ひんやりした微かな風と一緒に舞い込む、眠り始めた世界のかけらに紛れて。 君は

          I don't Know SIAM's EYE【不問1】

          ボクラ ヒマワリ【♂1♀1少年1】

          ◆タイトル…ボクラ ヒマワリ ※作:浅沼諒空 ◇粗筋 大輪のヒマワリが咲き誇る、片田舎の一軒家。ずっと待っていた少女。やっと訪れた少年。そんな二人が過ごした夏の日の甘酸っぱくてほろ苦いひと時を切り取った、ぼーいみーつがーるなはーとふるすとーりーです。本当です信じてください。 ◆登場人物…3人(♂1♀1少年1) 少年…年齢は10〜16歳程度を想定。都会から父親とともにとある田舎を訪れた。 少女…少年より数歳年上。 語り…少年の数年〜数十年後。 父親…作中に台詞無し。多分クズ

          ボクラ ヒマワリ【♂1♀1少年1】

          補陀落追想【♂1♀1】

          ◆タイトル…補陀落追想(ふだらくついそう) ※作:浅沼諒空 ◇粗筋  友人の納骨式へ出席するために東京から訪れた女性。その土地をずっと離れずに生活を続ける男性。 ふたりの時間が、ある日偶然クロスした。本当に、ただそれだけの……話。 ◆登場人物…2人(♂1♀1) 来訪客…♀推奨、20台前半〜自由。東京からやって来た。 店長…♂推奨、地元で姉妹が上京し亡くなった経験を持つ。 ◆上演時間…約20〜25分 ◇以下本編 【場所は日本の地方都市。道端で女性が一人、懊悩に身を捩って

          補陀落追想【♂1♀1】