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Humans of HLAB vol.11 Nichina Matsuzaki

あなたの「今」はどんなストーリーでできている?
Humans of HLABは、HLABの最大の魅力である「人」に焦点を当て、彼らが今大事にしている価値観やそれにまつわるストーリーを写真と共に発信していくプラットフォームです。Humans of New YorkというBrandon Stanton氏のプロジェクトをベースとし、インタビュアーの話を彼ら自身の語り方そのままにまとめ紹介していきます。

What makes you ‘who you are’ right now?
Humans of HLAB is a platform where it focuses on ‘people’ within the HLAB community to share their unique stories and perspectives - especially on what makes them who they are right now. The stories posted are based on the project, ‘Humans of New York’, which Brandon Stanton shares quotes and short stories from his interviewees in their tone of speaking, along with their portraits.


「一秒前の自分も一秒後の自分も他人くらい変わっちゃうから、それでもいいかなって。遠目でまあいっか、みたいな。」
“Every second, I’m changing - so I kinda accept that and be like ‘hmm, let it be’.”

高校の時はあほっぽくいる、みたいなのが自分の中のスタンスにあって。あほっぽいけど何かやってる、みたいな。それって結構誰とでも接しやすいし、期待値が低いからちょっと頑張ったらすごいねって言われるような、おいしいポジションで(笑)でも実は心の中では色々考えてたりすると「意外と考えてるんだね」とか言われて、自分を断定的に決めつけられたりもした。キャラぶれてる感が出ると、「意外と」とか言われて、ね...(笑)だから自分のことを知るのがすごい怖くて、自分のことを考えないように生きてきたんだ。

でも、段々自分はそのキャラに寄せてってるんじゃね、みたいな感じになって。それが素だと思ってたら、素って何?ってなってきちゃって。だから今はどれが自分かはよくわからないけど、過去の自分がそうだったんだ、ってなった分少しふっ切れたの。前ほど自分に対する関心がなくなったかな...! 自分は感情の揺れ動きが結構激しくて、一秒前の自分も一秒後の自分も他人くらい変わっちゃうから、遠目にまあいっか、っていう感じ、今は(笑)
それっていうのも、なんか自分、嫌なこととかあっても寝るとすぐ忘れるの。後悔したことが何も思いつかないくらい、一回シャットダウンしてスイッチが入ると大丈夫、みたいな(笑)多分今までの成功体験しか覚えてないからか、最後にわーって頑張れるのはわかってるし、ありがとうが嬉しくてなんでもやっちゃう、っていうのもある。笑顔はね、私にとってのキーワード!誰かが笑顔になった時、つらかったことも忘れられる...!

でも今でも、発信するのは怖い。言語化は得意じゃないから、自分で言葉になってないって納得しきれてないことを断定的に定義づけられちゃうのも怖いし。多分自分が逆にやっちゃったりするからなんだけど...。でも一回出せば「ま、いっか」ってなるから、最近はこうやって人としゃべってる中で自分がわかっていったらいいなって思うかな...!

ーNichina Matsuzaki (HLAB TOKUSHIMA 2015 High School Participant, HLAB TOKYO 2019 EC)
*EC = Executive Committee

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