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ラスベガスを1日かけて離脱、ニューヨークのネット環境が爆速過ぎて快適
CES 2023の取材が終わった後はラスベガスにさらに3泊して執筆などの仕事を継続。ホテルは1泊約50ドルのMardi Gras Hotel & Casinoへ移動しました。ここはラスベガスコンベンションセンター(LVCC)まで徒歩10分くらいなのだけど、公共交通機関が空港行き(市内から南行)の108番バスのみ。最終日空港に行くのはとても便利、でも滞在中の移動はやや不便というところです(108番の空港発市内方面の北行ルートは、隣のブロックの道路を北上するのでホテルの前の道を通らない)。
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自分はホテルに籠って仕事するのでここでいいやと思ったのですが、実は徒歩5分エリアにセブンイレブンやマックがあって食事の入手も容易でした。もしストリップなどに出たい場合はLVCCまで歩いてモノレール、ってのもありかもですが、まあそうするなら素直にストリップエリアのホテルにした方がいいでしょう。
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このホテルはとモーテルだけど部屋が広い。ベッドルームに加えリビングルームもあり。キッチンではないけどカウンタースペースもあってそこで仕事もできる。一般的な安モーテルの倍の広さがあります。冷蔵庫もあります。コーヒーメーカーなど無くお湯はわかせないけど、意外といいなと思いました。ただ最終日の前にカウンター部分のライトが切れ、ドライヤーも故障。まあ古いんだないろいろと。とはいえ今後ここに泊まるのは十分あり。
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ホテルのWi-Fiは10-20Mpbsで仕事するには十分でした。今回のアメリカの通信環境は現地SIMを買わずソフトバンクのアメリカ放題とX-mobileのスマートWiFi、あとはホテルのWi-Fiだけで十分まかなえました。アメリカを出発するのが1/19なので、逆算すれば1/4からahamoのSIMをONにできるのですが、今回は使わずに済みそう(月末にサンフランシスコのGalaxy Unpackedなのでその時に使うか、あるいはこの2回線もっていたらアメリカでahamo使う必要ないか)。
てなことでホテルに籠ってお仕事を済ませた後(終わってないけど)、次の目的地のニューヨークへ移動です。2023年1月12日に11時にホテルをチェックアウト。Transitアプリを確認してホテルの前のベンチで108番のバスを待ち、空港までは20分弱で到着です。
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そのあとはこんな感じに考えていました。
12:00 ラスベガス空港T1着
12:15 無料シャトルバスでT3移動
12:30 ユナイテッドでチェックイン
12:45 ユナイテッドラウンジへ(延々とお仕事)
24:46 UA790便でニューヨークへ
ところがユナイテッドのカウンターでは「荷物預け入れは4時間前」とのこと。上級会員(スタアラゴールド)でもだめでした。しかも「1本前に無料で変えられるよ」とのオファーがあったのですが、ニューヨーク(ニューアーク)に着くのが23:59。そこからマンハッタンへの移動はちょっと面倒です。ニューヨークのホテルの空きを見たら1日前倒しして前日予約追加できそうだったんですが、今度はホテルのチェックインが24時までなので、真夜中に移動しても入れない可能性大。あきらめてラスベガス空港でしばしお仕事することにしました。
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ただしT3には電源席はほぼありません。テーブルのある無料スペースも無し。なのでまたシャトルバスでT1に戻り、出発セキュリティーゾーン手前のスロットマシンエリアにある電源付きのテーブルに居座りました。戻ってきたのが14時くらいでそれから20時まで、約6時間もパブリックスペースで延々お仕事していました。まあ大変なようで本来はラウンジで仕事するはずだったので場所がかわっただけのことです。
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さて20時過ぎにシャトルバスでT3へ移動、ユナイテッドでようやくチェックイン、21時前には無事T3のユナイテッドラウンジへ入れました。ここで軽食を取りながらお仕事してたらあっという間に24時前。搭乗口へ向かいます。
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そしてUA790便に乗り込みます。深夜便にしたのはホテル代を1泊浮かすというせこい考え。まあでもそうでもして節約しないとスマホ買えないですしねw フライトは約4時間半で寝れるか心配でしたが、離陸前には熟睡。1時間くらいしてスナックとドリンク配布で目が覚め、また1時間で臨席の方のトイレで目が覚め、また1時間後にも目が覚める、の繰り返しで途中起きつつも4時間は寝れました。眠い中ニューアーク空港に1月13日の8:30到着です。
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ニューヨークは個人的に大好きな都市ですが、ニューアーク空港がなんだかDX化が進んでいるというかすごいことになっていました。搭乗口付近の電源付きテーブルの数が大量に増えており、すべてにiPadがつながれQRコードを表示。なんと軽食をオーダーしてその場までデリバリーしてもらえます。
また付近のレストランやカフェ、バーにも同じiPadが設置。つまりすべての飲食店のオーダーシステムを統一しているというわけ。でもこれってテーブルにQRコードを張り付けるシステムでもいいはずなんですよね。iPad導入してまでも広告を流したりしてペイできるシステムってことなんでしょうか。
ニューヨーク・ニューアーク空港到着朝8:30。レストランだけじゃなく搭乗口付近のテーブル席も全てiPad設置してQRで食事や飲み物オーダーになってる。すごいけどQRコード印刷して貼っておくだけでいいんじゃないかという気も(コストかかり過ぎなような) pic.twitter.com/GxPoWDZ2BO
— Yasuhiro Yamane/山根康宏 (@hkyamane) January 13, 2023
ホテルの場所はニューヨークのマンハッタン。にニューアーク空港からニューヨーク入りは久しぶりですが、記憶を頼りに鉄道でNYペンステーションへ向かうことにしました。自販機で日本のIC付カードが読めない&香港のコンタクトレスもNG、モバイルアプリでチケット買おうと思ったら香港や日本のGoogleアカウントではアプリ入らず(アメリカのアプリでこれはめずらしい)でちょっと詰まります。最終的に楽天銀行のデビットカードのコンタクトレスで買えましたが、現金作らないとだめかと焦ってしまいました。ニューヨークの地下鉄は直接クレジットカードのコンタクトレスでも乗れるようになったので、周辺鉄道も対応してほしいなあ。
さてマンハッタンの街中に多数立ち並ぶデジタルサイネージ&Wi-Fiホットスポットの「LinkNYC」と、ホテルに設置していあるベライゾンの家屋向け5Gサービス「Verizon Home Internet」が爆速だったので紹介します。LinkNYCは過去に何度か記事を書いたことがありますが、今でも安定の速度で下り300Mbps、上り200Mbps。5Gいらないですw 設置されている場所もマンハッタンでかなり広がっているので、主要エリアなら途切れは一瞬程度で高速回線を使い続けられます。大通り沿いにLinkNYCが多数立ち並んでいるんです。
公衆無料Wi-Fiが遅くて使い物にならないなんて話はニューユークでは皆無だ。相変わらず激速なLinkNYC。上りは5Gも逃げ出す速さ pic.twitter.com/QCaALn5tol
— Yasuhiro Yamane/山根康宏 (@hkyamane) January 13, 2023
そしてホテルのベライゾン。部屋に入った瞬間に「え!これはヤバ」と期待したのですが、こちらも偶然なのか下り300Mbps、上り200Mbps。こんな速度コンスタントならセルラー回線だけでもやっていけますねえ。もちろんミリ波だからできる技なのでしょうけど、ニューヨークのネット環境は快適すぎて仕事がはかどってしまいますw
ニューヨークの安めのホテルの部屋、ベライゾン5Gなんだけど、もはや高級ホテルでも出ない爆速体験w pic.twitter.com/QTzYma2Glj
— Yasuhiro Yamane/山根康宏 (@hkyamane) January 13, 2023
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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