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2年ぶりのアメリカ、入国そのものは簡単
CES2022の取材のために2021年1月31日からアメリカに来ています。この状況の中での渡航はちょっと面倒、でも実際に入国してみると楽にこれたかもしれません。
アメリカ入国に必要なものは、なにはともあえれESTA。そしてフライト搭乗1日前のPCR検査、さらにワクチン2回の接種証明書です。今回ESTAは切れていたので12月中旬に取りましたが、登録して翌日には通っていたので渡航者そのものが少ないのでしょう。
PCR検査は「24時間前」と勘違いしていて、12月31日17:30のフライトに合わせ、12月30日18:15に予約をしました。今回使ったのは芝国際クリニック。クイック検査で4時間後に結果と書類の受領が可能ですが、16時以降の場合は翌朝10時になります。支払いは現金のみで2万3100円。ネットでは代理店がいくつかあってそちらのほうが若干安くなるケースもあるようです。
PCR検査を芝国際クリニック(大門・浜松町)で夜に受ける関係から、今回は横浜の居候先を12月30日に出てその夜は都内1泊、そして翌日成田発としましたが、移動のバッファができたことでちょっと楽だったかも。とはいえ平常時なら検査も前泊も不要ですけどね、、、
さてフライト当日は14:30に成田空港到着。ユナイテッド航空のチェックインカウンターは17:30のフライトの3時間前でもすでに開いていました。成田はガラガラでチェックインも行列なしですぐ。パスポートとPCR検査結果、そしてワクチン接種証明書を見せました。
ワクチン接種証明書はコピーでもOKとのこと。日本の人ならワクチンパスポートがありますが、自分は香港でワクチンを受けたので紙のオリジナルを持参。香港のアプリ「eHealth」で行けるかどうかは、また次回試してみることにします。
PCR検査結果も含め、記載事項(名前、パスポート、検査内容やワクチン種類、日付)をチェックされる感じで、これが本物かどうかというのは別というか気にしていない感じでした。そのため偽造しようと思えばできます。しかし万が一これで渡航先でコロナウィルス陽性になった場合、虚偽の書類を出したことになるので罰則を受けますから、リスクは大きいどころか犯罪になりますね。航空会社などからの損害賠償もあるでしょう。ってことで週刊誌あたりに「適当な書類を作って持って行ったけど飛行機に乗れた」なんてウソ記事が出るんだろうけど、それまともに信じちゃいけませんw
成田ではユナイテッド航空のラウンジは閉鎖中、ANAの上のラウンジだけが営業中だったのでそちらを利用。そういや日本のラウンジでカレーを食べる人が多いらしいのですが、カレーあったかな、、、
フライト中は機内がガラガラだったので結構座席を移動している人が多くいました。日本と香港のフライトではどちらの国でも入国時の書類に座席番号を記載するのですが、アメリカの場合はその手の報告は一切なし。ってことでフライトアテンダントの方もそのあたりは特に気にする様子は無し。アメリカから戻りの日本行きの機内はまた違うかもしれませんけどね。
ロサンゼルス空港に到着すると、入国審査では「何しに来たか」「現金をいくら持っているか」の質問だけで、入国してしまえばあとは何もなし。このあたりも「日本は厳しすぎる」なんて無責任なこと書いてるマスメディアがありますが、アメリカは1日の感染者数が10万単位、2022年1月3日には100万をこえていますからね。それに香港の対策に比べたら日本なんてぬるま湯。「自宅で待機」しかも「たったの2週間」なんて、香港から見たら甘いも甘すぎですw
なおロサンゼルスでは12時間のトランジットだったので、ユナイテッド航空のラウンジに入って仕事、、、より寝てました。8時間とはいえ久々の長時間フライトは疲れました。ラウンジの食事はパッキングされたものが数種類でしたが十分満足。なお12月31日だったのでシャンペンも用意されていました。
てなことでアメリカへの入国は、飛行機に乗ってしまえばあとは何もありません。ロサンゼルスなどは到着後にフォーム入力などがあるようですが、ラスベガスに関しては何もなし。アメリカに行きたい人がいたら簡単に行くことができます。問題があるとすればオミクロン株にかかる可能性が日本より格段に高いことでしょう。それにアメリカで感染したら病院への連絡やら入院やらどうなるのか、といったことを頭の片隅に入れておく必要があります。
自分自身はこの状況とはいえ、2年ぶりにアメリカに来ることは有意義でした。ラスベガスの街中では屋外でもマスクをしている人は多く、ホテルやショッピングモールは消毒液が完備、場所によっては無料マスクもあります。アメリカは緩くなったといいわれていますが、観光地であるラスベガスは感染対策はかなりしっかりされている感じです。Liftに毎日乗りましたが室内にアルコール消毒ジェルを置いている車もありましたし。そのあたりの状況はやはり現地に来ないとわからないところがありますしね。
これを書いている今はCES 2022の取材も終わり、日本への戻りに向けての準備中(というか今日は取材終了の翌日で1日オフ)。戻りについてはまたPCR検査もあるので別途書く予定にしていますが、1月9日に検査を受け、1月11日のフライトに搭乗予定です。
今回は以上です。以下に文章はありません。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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