ヨーロッパでBALMUDA Phoneが活躍。今回持って行ってよかった4つのアイテム
世間ではあれこれ言われているBALMUDA Phone、自分はクレジットカードの「後から20回分割」で買っており、現在も絶賛支払い継続中ですw まあ使ってみるとメインには厳しいようでもサブには十分であり、価格が適度ならば十分納得できる製品だと思います(あとは発表会での社長の攻撃的なプレゼンが無ければw)。今回のヨーロッパでも普通にサブとして使って便利でした。
一番のメリットはサイズが小さいことで、スーツケースを片手で引っ張りながらちょいと地図検索したいときとか、Galaxy Z Fold3 5Gを出してられません。BALMUDA Phoneを出して音声で検索、これ簡単。あとは通貨換算も結構使いました。1ユーロが140円くらいってことに慣れていないので、280ユーロってえーと5万円くらいか?と思って計算機に数字入れたら4万円ですね。普段香港にいるときは香港ドルと日本円の換算はすぐにできていますが、ユーロが120円ではなく140円になると暗算もすぐにできず。
「そんなの通貨換算アプリ使えばいい」っていう人がいるんですが、そんなのあたりまえのことw 片手でポケットからさっと出せて、しかも存在をあまり知られない、そこが重要なのですよ。ミラノ滞在中には自分の持っているGalaxy Z Fold3 5Gを地下鉄車内で遠目からじっと見られた、なんてことが何度かありました。スリにとっては売れば10万円近くになる端末、見逃す手はないですよね。iPhone使いながら道歩くなんて恐ろしい、それがヨーロッパ(ドイツは比較的安心ですが)。
BALMUDA Phoneならまず知られていないし、サイズが小さいのでまさか高い端末とも思われないので、スリに目を付けられる可能性はかなり低い。電車の中でGalaxy Z Fold3 5GじゃなくBALMUDA Phone使っていた時に怪しい視線が無くなることから実感しました。ってことで海外でのサブとしての用途は十分アリかなと(今までだと現地で安いスマートフォン買ってそれを現地用にしていましたが)。
なおBALMUDA PhoneにはahamoのSIMを入れっぱなしにしていたので、そのまま海外でも使っていました。テザリングで使っていても、意外とギリギリ1日使えたりしたものです。まあ1日中スマートフォンを触っているわけじゃなく、ほとんど取材ばかりしていたからでしょうね。旅行で持っていったときは使用頻度が上がるので1日は持たないでしょう。
ところで日本ではBALMUDA Phoneをおサイフに使っていますが、ドイツでもDBのアプリを入れてICEに乗るときに使いました。ドイツは改札が無いので自由乗車ができ、座席指定をしておいてそこに座っていれば検札されることもめったにありません。なのでPDFをスマートフォンに保存しておいてもいいんですけど、アプリのほうが楽ではあります。なお6月、7月、8月はそれぞれ1か月単位で9ユーロ(約130円)で鉄道乗り放題になるパスが販売され(ICEなど特急は乗れない)、アプリで買ってBALMUDA Phoneでも、と思ったのですが、購入に使ったGalaxy Z Fold3 5G側に入れたアプリが別のもので両々出来ず残念...
*9ユーロパスはこちらの記事をどうぞ
https://mobilitytech.jp/?p=2677
ミラノもアプリで公共交通機関に乗れるのですが、1日7ユーロ、3日12ユーロのそれぞれのパスのうち、アプリでは1日パスしか買えません。それを3日買うと21ユーロで、3日パスを買ったほうが断然お得です。しかもQRコードで、改札口で引っかかっている人を結構見かけました。てなことでミラノでは毎回紙の切符を自販機で購入していました。
ちなみに自分は普段からスマートフォンを複数台使っているので、「これ1台ですべて済ませる」という感覚はありません。むしろ1台だけってのは恐ろしくて無理。電源切れたり落としてしまったらどうするよ、なのですよ。
このようにBALMUDA Phoneをヨーロッパで毎日使っていたのですが、ケースがかなり汚れてしまいました。白いケースを使っているのですが、海外に出るときは黒のケースにした方がいいかもなあ。
さて今回の3年ぶりのヨーロッパで、現地にもっていってよかったものが4つあります。いずれもこれまでは持っていかなかったものです。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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