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ワンポア在住を思い出し「ホンハムーセントラル」復活フェリーに乗船◆Vol.120
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連日noteを書いていますが、6月分が前半少なかったので後半に数合わせ、、、というわけでもないのですが、6月28日に香港のビクトリアハーバーを横断するフェリー路線が復活したので乗ってきたお話です。ホンハム(Hung Hom)とセントラルを結ぶフェリーが10年ぶりに再開されました。
自分が香港に住み始めたのは1998年11月11日から。当初は前の駐在員のアパートをそのままひきつぐ形でタイクーシン(太古城)に住んでいました。タイクーシンは下に日系スーパーのユニーがあるので生活には困りません。駅向かいのコーンヒルにはジャスコ(AEON)もあって、日本人街となっていたわけです。
ですが快適すぎてだんだん面白くなくなってきてしまい、特に怪しい電脳系のモノを求めてシャムシュイポなどへ行くようになると、香港島に住んでいるのはだめだな、とも思うようになりました。うちの奥さんとも知り合い(彼女は九龍半島)、ならば近い家がいいなと3年ちょっとでワンポア(黄埔)に引っ越したのです。まあワンポアもジャスコあるし日本人多いところなので不便ではありません。
ちなみに旧カイタック空港に近いこともあり、アパートは高さ規制があります。ワンポアのアパートはみな同じ高さ、香港にしては低いんです。引っ越してきてから香港で初めてまじまじと空を見るようになりました。
ただしワンポアは2016年に観塘線が延伸するまで地下鉄は無く、ホンハム(鉄道駅ね)やチムサーチョイもバスで行く必要がありました。まあ当時はバスは慣れていたので問題なしでしたが、チムサーチョイも緑のミニバスですぐ。そしてワンポアの海側にあるホンハムフェリー乗り場からセントラルまでフェリーがあったので、出勤にも使えたのです。
このフェリーはスターフェリーがやっていて、20分間隔くらいだったかな。メイン路線のセントラル-チムサーチョイのように頻繁に運行もされておらず(あっちはラッシュ時ならふ頭の左右をつかってピストン輸送)、観光客も乗らないローカルな路線。船も同じ2階建てですがやや大きくてのんびり出勤できる路線でした。
ワンポアはかなり長く、5年以上住んだと思います。私の通勤ルートは115のバスに乗って会社そばまで寝ていくことが多く、フェリーに乗るのは早起きした時や気分転換したいときなど。帰りはどこかしら寄り道していたのであまり乗ることはありませんでした。
その後引っ越ししてから(前々回のネタで書いたSky Tower)気が付いたらフェリーが廃止。まあ時代の流れかなあと思っていたのです。
今回の復活は香港政府の海路有効利用の一環としてのようで、運航会社はフォーチュンフェリー。屯門から東涌などへ走らせている会社です。フェリーは小型になりスターフェリーのようなオープン型ではないものの、運航中はデッキに出て外を見ることもできるよう。運賃はHK$9(約120円)ワンポア在住時を思い出そうと、開業初日に乗ってみました。
ということで以下からは写真で紹介。まずはワンポア。地下鉄で行けるようになったので便利になりました。あおりで緑のTST行きバス(6系統)は廃止になったようです(路線バス8と8Aは引き続き存在)。
ワンポア団地内を通って、ホンハムフェリーターミナルへ。AEON(大昔はヤオハンだった)の船型建物を通り過ぎていきます。
ワンポアフェリーターミナルが見えてきました。
普段、観光で行くTSTのスターフェリー乗り場からとは違う香港島が見えます。対岸はノースポイント。
すぐにあるのはNW First Ferryのノースポイント行き乗り場。
右手にあるのが旧スターフェリー、そして今はフォーチュンフェリーのセントラル行き乗り場。
フェリーは30-50分おきなので、右手のケリーホテルの中庭に上るのもよいですよ。地階(写真右で切れている)はスタバ。
上に上がると見晴らしのいい芝生も広がっています。
ここからの眺めもいい感じ。夕方に写真を撮りに来るのもいいですね。
ここにあるフードコート「DOCKYARD」は食事するのにもいいかも。毎日11時-23時。
座席からアプリでオーダー&クレカ支払いもできます。
さてフェリー乗り場に戻ります。
時刻表。詳細はフォーチュンフェリーのWEBへ。www.fortuneferry.com.hk
運賃は大人HK$9。オクトパスカードで支払い。
フェリーはスターフェリー時代とは異なり、一般的な客船。
船室は1階と2回があります。航行中は後部デッキに出てもいいようです。
2階室内。一番前の席は動きやすいけど、エアコン吹き出し口真下で寒い。
のんびりと航海。セントラルまでは20分弱。
セントラル付近ではスターフェリーと並走も。
到着。あっという間です。
セントラルの8号ふ頭は海事博物館の下。
渋滞知らず、エアコン完備なので快適にセントラルふ頭まで移動できます。
以前はワンポア/ホンハムフェリーターミナルへの移動が面倒でしたが、今は地下鉄があります。ワンポアは食事するところもありますし、セントラルからちょっと足を延ばしてみるのもいいかも。
個人的には駐在員時代のことをいろいろと思い出しました。ワンポアに行く用事が合ったらまた乗ろうと思っています。
今回の本文は以上です。この下に文章はありません。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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