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AQOUS R7の実機を触ってきた。完成度はかなりアップ、製品版を早く触りたい
シャープが5月9日にオンラインで新製品発表会を開催。AQUOS R7が発表されました。新しい1インチセンサーを搭載、シングルカメラで全シーンをカバー、ポートレート撮影強化、そしてもちろんライカとコラボ。去年のAQUOS R6も1インチ&ライカで大きな話題になりましたが、名前やスペックだけが先に走ってしまったような状態。まあたしかに画質はいいものの、本体の操作性や仕上げも含めた総合的なバランスを考えるとなかなか判断になやむところでした。
AQUOS R7はきちんとカメラを背面中央に配置するなどデザインからしっかり作り直しています。これって基盤の設計をゼロからやりなおしたわけで(一般的にカメラの横にSoCを配置するので、カメラは背面の左側に寄るデザインが多い)、従来モデルと全く違う設計ででてきたんだなあ、と思わせてくれます。また中途半端なエッジディスプレイも廃止。角を曲げるなら曲げるなりの理由がなければ意味ないんですよね(そのあたりサムスンはよくわかってる)。
ということで製品の性能はわかった。では実機はどうなの?ってことで発表会の後に行われたメディア向けタッチ&トライに参加して触ってきました。
正直な感想。結構いい感じ。80点。
まず本体の質感ですが、サイズのわりに軽量で、側面がアルミフレーム、背面はゴリラガラス&軽めのサンドブラスト系仕上げ。ってことで持ってみると「あれ、ちょっとスカスカしてる?」という印象も受けました。オンライン発表会で本体を見たときはもうちょっと密度が濃く、がっしりした感じと思ったんですよ。
ただし実際にタッチ&トライの会場で1時間ほど触ってみると、この重量はわるくなくむしろちょうどよいんですけどね。他のスマートフォンのほうが確かに重いんです。なので使う側からするとR7は扱いやすいスマートフォンであり、多くの日本人に受けるでしょう。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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