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ROG Phone II発表イベント取材、パワフルなゲーミングスマホに惚れまくる
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◆◆◆山根博士の「スマホ取材の裏側」Vol.93◆◆◆
【1】ASUS ROG Phone IIのイベントが台北で開催
【2】台北電脳街で昔のスマホを購入!ASUSのレア品に感動
【3】台北・松山の饒河街観光夜市でカメラテスト
【1】ASUS ROG Phone IIのイベントが台北で開催
7月23日に北京でASUSのROG Phone IIの発表会が開催されますが、台北ではグローバルメディア向けに同端末の説明会が実施され、そちらに参加しました。なお会場にはASUSのジョニー・シー会長も出席。しかも10分近くお話しできるというなかなかできないチャンスをいただけて興奮(オフィシャルではなく、会長と香港メディアの某氏が仲が良く、そこで紹介していただいた)。ということで暗い中ですがツーショット。
昨年発表の初代ROG PhoneはCPUのクロックアップや冷却システムの強化、ゲーム特化の「Xモード」やゲーミングパッドなど豊富なアクセサリを提供。ただのハイスペックなスマートフォンではなく新たな価値観を提供してくれる製品でした。1年後に発表された今回のROG Phone IIは初代モデルの精神を引き継ぎつつ、大幅なスペックアップと細かい使い勝手の改良が加えられています。
CPUはクアルコムが自らクロックアップしたSnapdragon 855+、ディスプレイのリフレッシュレートアップやUFS3.0のストレージ、側面タッチボタンのAirTriggerのパワーアップ、冷却機能も向上、6000mAhに容量が増えたバッテリーと、スマートフォンとしてのスペックを見るだけでもかなりの高性能。ここまでパワーを詰め込んだ製品を出している限り、ASUSのスマートフォン事業は困難があろうとも一定のファンを確実につかんでいけます。最初に登壇したジョニーシー会長もかなりご機嫌でした。
今回集まったメディアはゲーム関係者も多く、ROG Phone IIに対する注目もいつものスマートフォンの発表とは異なっていたのが面白いところ。リフレッシュレートもそうですが、他にも画面のタッチの遅延低減のあたりで拍手がおきるなど、今のスマートフォンがハイエンドゲームをプレイするには様々な面での性能が追いついていないことを彼らはわかっているわけです。CPUとGPU性能がいいだけではゲームが快適にできるわけではありません。つまり一般的なスマートフォンのスペックの比較だけではゲーミングスマートフォンの良し悪しは図れないわけです。
そしてアタッチメント類もROG Phone II用に一新。本体サイズは初代と横幅はほぼ変わらないものの、長さが変わっています。そのためゲームパッドやツインビュードッグは互換性がありません。空冷ファンのエアロアクティブクーラーも初代モデルのものが装着できますが動作はせず互換性は無し。モニタ接続のドッグがそのまま使えるだけで、あとは一新されています。
個人的にも好きなツインビュードッグはスマートフォンをはめ込むのではなく、上下に挟む形状に。これなら次のモデルでも使えるでしょう。さらにゲームパッドは左右のパッド部分がわかれ、それをワイヤレスゲームパッドやスマートフォンの左右に装着できるハンドヘルドモードにするためのアタッチメントを2種類提供。これまた後継機への互換性が保てそう。あるいは初代モデルでも使えそうです。
そしてやりすぎ・変態と言えるのが、ハンドヘルドモードにして左右にゲームパッドを付けた本体を、ツインビュードッグに装着した姿。ステージでは「これからTVショッピングを始めます」とジョークを交えながら、様々な合体姿を披露していましたが、この最終形態は「ここまでやるか?」ってくらいの変態っぷりではないでしょうか?ASUSは本気でゲーミングスマートフォン市場をけん引したいと考えているに違いありません。会場でもこのフォームを実演した時に大歓声があがりました。
ROG Phone IIはゲーミングスマートフォンですが、この姿のまま普通のスマートフォンとして使うという変態使用も面白いもの。単なる「後継機」と思いきや、パワーアップの度合いは150%増し、と言えるかも。アクセサリも大きな改善が加えられています。ビジネス的には難しいかもしれませんが、まだ市場は始まったばかり。この展開を毎年ぜひ続けてほしいものです。
【2】台北電脳街で昔のスマホを購入!ASUSのレア品に感動
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