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Galaxyと折りたたみスマホづくしの1週間◆Vol.135
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Galaxy Z Note2がいよいよ発売になり、海外でもYouTubeに動画が多数上がっています。日本にも韓国からの輸入品が入ってきており、一気にユーザーが増えています(マニア層ですね)。ということで前回書いたように私は広島で入手されたbluelion0516さんのGalaxy Z Fold2を触りに9月21日に広島へ行ったのでした。
さて広島から戻ってきてすぐにあのRoyoleからFlexPai 2が発表。3月にオンラインで概要を発表したものの、現在のパンデミックな状況下では工場の稼働やら部材確保、それに販売をどうするのなど問題は山積みで実機が出てくるのはかなり先になると思われました。しかしその発表から半年で実機を出してくるとは本気です。
初代FlexPaiはヒンジのカーブが大きくて「折りたたみ」というよりも「曲げられる」というイメージ。ポケットに入れるとかなり膨らんでしまいますし、本体のつくりも背面がプラスチックでイマイチ。ヒンジの側面はゴムカバーで覆うことで隙間を埋めるという仕上げで、実用性はちょっと厳しいレベルの製品でした。自分も入手したものの、人に見せるくらいしか活用できず、日常的に使うのはちょっと無理でした。ディスプレイに傷がつきそうでおっかなびっくり触って使っていたのです。
FlexPai 2はディスプレイがぴたりと曲がるようになり、本体は金属素材でかなり高級感があります。実機はまだ見ていませんが、CEOのBill Liuが発表会の壇上で取り出した実機はカメラ越しにも質感は高そうで悪く無さげ。価格は9988元から、15万円程度ですがGalaxy Z Fold2が約2000ドルであることを考えると割安感があります。
Royoleは一昨年の1月、CES2019のプレスカンファレンスでCEOにお会いしたものの、その後コネクションは無く、一度深センの本社にお邪魔したいなと思っていましたが、気が付けば日時が経ってしまい、そしてコロナウィルス騒ぎになってしまいました。しばらく訪問する機会は作れそうになく、新製品が出てくるならぜひ話を聞きに行きたいものですがそれもできそうにありません。薄膜ディスプレイの開発を行っているだけに、いろいろと面白い話が聞けそうでいつか訪問したいものです。
今回のFlexPai 2の出来がいいので開発者の方にはいろいろ聞きたいことがあります。初代は意気込みを買いましたが、2世代目は本気の度合いが高くて野心まで感じられました。FlexPai 2には大きく期待しているのです。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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