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Thailand Mobile Expo 2024レポ(バンコクでスマホ三昧)

10月24日、バンコクへ行ってきました。目的は年に1-2回開催される、スマートフォンの大規模な即売イベントであるThailand Mobile Expo。キャリア、代理店、スマホメーカー(数社のみ)が一堂に集まりその場で端末を販売します。イベント中は割引価格で買えたり、新製品が出てきたりするのでかなり盛り上がるイベントです。

前回の様子はこちら。ほぼ1年前です。


1.バンコク行きの旅程

今回は直前にクアラルンプール&シンガポールに行きましたが、当初はそのままタイに行くつもりでした。タイで数日過ごしながらホテルでのんびり原稿でも書こうかなと考えていたのです。

ところが10月中旬に「サムスンが10月下旬に薄型のFoldを発表するらしい」とのうわさが流れ、かなり信憑性も高い感じがしました。情報をかき集めると10月21日発表、25日発売開始になりそうな。そうなると韓国へ行かねばなりません。

実は10月21日の週は大邱でIT系の大きなイベントがあり、有人の富永彩乃氏 @ayanotdo と弓月ひろみ氏が取材へ。なので週末(10月27日)ソウルで会いましょうなんて話をしていたのです。ソウル滞在は10月27日から29日までの予定でした。その翌週末、11月3日は日本で変態端末オフが開催されるので、当初から香港→ソウル→東京、というルートで飛ぶ予定だったのです。なのでソウルに行く予定は当初からありました。

でもソウルに2日早くはいることにしたので(29日出発は固定)バンコクに長くいる予定はキャンセル。Thailand Mobile Expoは24日が開幕なので、その日だけ取材して、夜行便に乗って翌25日にソウルへ行けばGalaxyの発売に間に合います。ということで決めたのがこちらの旅程。

10月24日 UO794 HKG0735 - DMK0925
10月25日 OZ742 BKK0110 - ICN0850

香港バンコクはLCCが安く1万台。バンコクからソウルはポイントもためているチェジュ航空にしようと思ったのですが3万5000円とやや高め。こんな時は余っているマイルを活用で、エーゲ航空に残っている少ないマイルでアシアナ便をゲット。無駄なく移動できることになりました。

東南アジアで昼間(室内とはいえ)昼まで取材、夜に飛行機に乗るのは大変ですが、アシアナなのでラウンジに入れるのでシャワーも可能。なんでもLCCにするとかいうのではなく、お金を節約しながら移動中に適時大手キャリアを入れて食事やシャワーを取るのも移動のテクです(というほどではないけど)。

また今回はあえてドンムアン空港にしました。香港エクスプレスはほぼ同じ時間にスワンナプーム空港行きも飛ばしています。空港鉄道があるので時間的にはスワンナプーム空港でもいいんでしょうけど、ドンムアン空港のほうがやっぱり近いですよね。なおドンムアン空港に電車が開通していたのに気が付かず、昔よく使った空港バスで市内に向かい、地下鉄に乗り換えて会場に向かったのでした。

2.Thailand Mobile Expo:AIS

ということでThailand Mobile Expoへ。記事はこちらにも書いています。


会場に入ると熱気に圧倒されます。平日昼間とは思えません。まあ週末は歩く余裕もなく混むのでしょうが、今日はそれほどの人の入りはありません。ただ大音響で音楽がかかったりスピーカーからプロモーションの音声が響き渡るなど、とにかく活気がすごいのです。なにせ正面から入ると一番手前のブースがAIS(タイNo.1キャリア)ですしね。

AISブースをはじめ、どこもスマートフォンの販売を行っています。ただAISブースはブースの側面で技術展示などを行っていました。B2B向けビジネスではZTEのクラウドPCを展示。中国以外でも商用化されるとは知りませんでした。

またファーウェイコーナーがこっそりとあり、Mate XT Ultimate Designも展示。ちょうどスタッフが不在だったのですが、言えばショーケースから出して触らせてくれます。

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