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MWC19バルセロナの取材前にスマホ購入: 山根博士の「スマホ取材の裏側」Vol.80

【携帯電話研究家・山根康宏の業界ネタと取材記録】
公式サイト:山根康宏のモバイルネタ
2019年3月1日更新

[1]バルセロナでキーボードスマホゲット
[2]パリでかわいいフィーチャーフォンを買ってきてもらった

[1]バルセロナでキーボードスマホゲット

サムスンの発表会の後は大西洋を横断してバルセロナへやってきました。ちなみにルートはSFO→LHR/LGW→BCN。SFO→LHRがSkyscannerで出てきた香港大手旅行代理店で3万円台のUAというチケットがあったので思ったよりも安上がりに移動できたのです。荷物なしでしたがA3ゴールドで荷物1個無料。座席指定もでき特に問題なく飛ぶことができました。

バルセロナではさっそくスマートフォンの墓場通りを訪問。去年は見るものはほとんどないといえるほど、お店で売られている端末はひどいものばかりでした。Wikoが増えていた一方で古いモデルは皆無に。掘り出し物もなく、面白みのない状況でした。

今年はというと、まずWikoが減ってシャオミが増えていました。それだけではあまり面白くないのですが、それ以外にも古い端末の品ぞろえが去年より増えていたのです。おそらく仕入れルートの変更で入ってくる端末が変わってきたのかもしれません。古いノキアが一部復活するなど、お店をまわるだけでも十分楽しむことができました。

そんな中でキーボード付きのスマートフォンをいくつか発見。中でもAT&Tが販売していたシャープの端末は2012年ころの製品ですが、今見ても十分使えそうなクオリティー。Android OS 2.2という時代ものですが、Twitterマシンくらいには十分使えるかもしれません。ちなみにこの携帯通りで売っている端末は基本的に動作品なので、買ってすぐ使うこともできます。

一方のTechnoの製品は今回バルセロナの通りで大量に見かけました。私は最初に見た店で39ユーロで購入。ところが他の店では山積みで20ユーロ、2台で35ユーロ、、、まあ見つけたら買え、が鉄則なので後悔していません。こんなときは「2台で59ユーロで買えた」と思って納得させます。

このTechno、箱は純正のものではなく別のものでした。きっとどこかの国の代理店で大量に出てきたものを、リパッケージしてリセールしているのかも。バッテリーもTechnoじゃなくサードパーティー製。まあよくあることですね。

ということで携帯通りの店、20件くらいを回ってキーボード機が2つもあったってのは収穫としては上々です。ほかにも「いいな」と思える端末がいくつかあったので、今年の携帯巡りはいい結果となりました。来年も今年のように掘り出し物があるといいのですけどね。

さて一方では、今回はFnacやキャリアの店を回る時間がありませんでした。3月25日のNubia発表会の会場横にMediamarktがあったのでそこに寄りたかったものの、空腹で店にはよらずにケバブ屋でケバブを買って会場のホテルで食べるのに専念してしまいました。やっぱり人間、ちゃんと食べないとだめですね。

FnacにはGalaxy S10の純正ケースが早くも売っているという情報を入手したのですが、私はすでに深センで適当なものを購入済。S10の発表会ではサンプル機を借りたので、そのケースを使ってテストしています。純正ケースのほうがしっくりくるんですけど、どうせ買うならLEDケースが面白いのでそれが出てくるまでは待ちたいところ。

キャリアの店に行かなかったのは、もうスペインで現地SIMを買わなくなってしまったからです。今回は次のネタで書いたイギリスEEのSIMと、香港のシャムシュイポの屋台でかったヨーロッパSIM、さらに香港空港で売っていたグローバルSIMでスペイン滞在をしのいでいます。

ローミング対応の安いプリペイドSIMが普通に買えるようになってしまうと、スペインのようにパスポート提示でユーザー登録必要な国での購入はついつい避けるようになってしまいます。本当はSIMをコレクションしたいので買いたいのですけどね、SIMコレクションもここ数年は全く数がふえていません。

[2]パリでかわいいフィーチャーフォンを買ってきてもらった

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