2019年のトレンドグルメTOP5
こんにちは!
日本最大級の食と暮らしのメディア「macaroni」編集部の倉持美香(もちこ)です。
わたしの仕事は、トレンドを予想、発見すること。
日々誕生する新スイーツや、グルメスポットを
ストーカーのように追いかけていたら…
macaroniを代表するトレンドウォッチャーになっていました。
実は今年、ちょこっとだけテレビ出演した際に「トレンドリーダー」と紹介され、それ以来あだ名にされています。
そんなもちこが選ぶ「2019年を代表するトレンドグルメベスト5」をご紹介します。
さっそく見ていきましょー!
1. タピオカの第三次ブームが到来!
2019年のトレンドを振り返るのになくてはならない存在、タピオカ。あえてここで挙げるのも恥ずかしいくらい流行りましたね。
2017年からはじまり、今年はピークが最高潮に。専門店の増加はもちろん、コンビニや大手飲食チェーンでも、さまざまなタピオカメニューが販売されました。
■台湾の人気店も続々と上陸!
提供:Milksha
専門店が続々とオープンするなかでも、台湾でNo.1といわれる「幸福堂」、 “白いタピオカ” が売りの「Milksha」の日本初上陸が目立っていたように思います。
■タピオカを象にたとえてみると…
ちなみに今年のタピオカ(代替物含む)の輸入量は、1月〜7月までの7ヶ月間だけでも約6,300トン。
もうよくわからないので、置きかえてみたら「今年の上半期、12,600頭の象が日本にやってきた」のと同じくらいでした。笑
2. 焦げているのが正解!バスクチーズケーキ
スペインはバスク地方発祥のバスクチーズケーキ。そもそもチーズケーキ好きな日本人ですが、「焦げているのか……?」と心配になる風貌もあいまって、新感覚スイーツの人気に火がつきました。
じつはこれ高温でじっくり焦がしたキャラメルが正体で、香ばしい風味が特徴なんです。
■3日で100万個売り上げた!ローソンの「バスチー」
身近なところで印象的だったのが、ローソンの「BASCHEE(バスチー)」。
発売から3日で100万個を売り上げた、爆発的ヒット作で “数年に一度の大型商品” といわれています。
白金高輪のバスクチーズケーキ専門店「GAZTA (ガスタ)」では、1時間ほど並ぶ人気っぷり。いまでも、テレビや雑誌で引っ張りだこ!
3. 喫茶店風の固めプリン
スイーツ好きな人たちの間でSNS投稿数が多かったのが、昔ながらの喫茶店風スイーツ。プリン、フルーツサンド、パフェなど。 とくに人気だったのがプリンです。
ここ数年は “とろとろプリン” が主流でしたが、今年は “固めプリン" がブームに。生クリームがたっぷりのっている姿もポイントです。
4. テレビ番組がきっかけ!バナナジュース専門店
人気番組での特集がきっかけで注目された、バナナジュース。八丁堀の「sonnna banana(そんなバナナ)」を中心に、全国各地のバナナジュース専門店が盛り上がりました。
タピオカドリンクほどの爆発力はないものの、砂糖を使わないフレッシュバナナジュースにハマる人が続出。 わたしも「あれ、こんなにおいしかったっけ…」と見直してしまいました。
「そういや好きだな」と、その良さにあらためて気づく人が多かったようです。
5. ブームが加速!高級生食パン
定番ともいえるので悩みましたが、あえてピックアップ。その理由は、とにかく新たな専門店が増えつづけていたということ。
とくに目立っていたのが、ベーカリープロデューサーの岸本拓也氏が展開する食パン専門店。「考えた人すごいわ」や「ねぇほっとけないよ」など奇抜な店名が特徴で、オープンするたびに話題になりました。
■急激に全国へ広まった「ねこねこ食パン」
ねこ型の食パンを販売するブランドはこれまでもあったものの、今年の夏に登場してから12店舗も展開したのが「ねこねこ食パン」。全国各地の店舗でも行列をなす盛況ぶりです。
犬好きのわたしでさえ、食パンをひたすら撫でるという奇行に走ってしまったくらいのかわいさでした…。
最後に
さて、macaroni編集部のトレンドウォッチャーもちこが選ぶ「2019年を代表するグルメ」をお送りしました!
2019年のトレンドを振り返って思うのは、タピオカ・バナナジュース・プリン・チーズケーキと、昔から愛される食べものがあらためて見直されていたということ。
流行りはめぐるものと言いますが、それが顕著に現れていたように思います。
平成から令和に変わる年でしたから、今一度懐かしい気持ちに浸りたかったのかもしれませんね。
じつは、ほかにも取り上げたかったものがたくさんありまして…。
macaroniの記事でくわしくご紹介してるのでチェックしてくださいね!