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#8 寺地拳四朗vs京口紘人

ここ最近、格闘技のすばらしい試合がいくつかありました。
今回は寺地拳四朗vs京口紘人について書いていこうと思います。

お互いの持つライトフライ級(約48.89㎏リミット)WBA.WBCのベルトをかけたチャンピオン対決となりました。

すごい試合でしたね!!!

レベルが高かった!

寺地選手はジャブで距離を制し、この階級では目を見張るほどのハードパンチでKOを量産してきたチャンピオンだと思っています。

対する京口選手は近距離で戦うインファイター。硬いガードでずんずん前に詰めていって、するどい打撃を当てる。ジャブ、ストレートは当然、ガードも、すべての技術が高く、さらにアッパーやボディショットはえぐい角度で打つなあと見てて思っていました。

この両者がぶつかったとなれば、カギになるのは距離。
もっといえば寺地選手のジャブを京口選手はどう受けるのか。
寺地選手のジャブが試合を左右するだろうと考えていました。

結果はやはり寺地選手のジャブがはしっていましたね。
1ラウンドからテンポの速い攻撃で寺地選手が攻めていました。
京口選手が前に出ようとしたところにつねにいいジャブを出し、
そのあとのストーレートも速く、強い。
なかなか自分の距離に入れない京口選手でしたが、
それでも一発の危なさを思わせるパンチがみれる場面も多々ありました。

たしか5ラウンド。
京口選手がダウンをもらい、勝負が一気に動きました。
畳みかける寺地選手の猛攻をしのぎ、
反対にまたラッシュをかける京口選手の根性にはあっぱれ。
すごいラウンドになりました。

6ラウンドはお互い回復を待ち、来る7ラウンド。
勝負は結しました。

ダメージの蓄積を感じさせる倒れ方でした。

常にジャブで距離を制し、ダメージを与え、
回転の速いワンツー、フットワークもすべて寺地選手の強さをみせられた試合でした。
京口選手も負けはしましたが、それでも至近距離でのガードや、ボディ、アパー、カウンターと強さは十分みせられました。

それでも負けた京口選手はベルトを失い、無敗のレコードに負けが一つついた。
勝った寺地選手は2団体統一王者となり、次も統一戦かといわれています。

勝負の世界は残酷で美しい。

お互いのすべてをかけたこれぞ格闘技というすばらしい試合でしたね!


最後に明日行われるRIZIN LANDMARK 4の勝敗予想も少しだけ。
前回の牛久vsクレベルは見事予想が的中しました。

クレベル強かったなあ、、

大晦日も応援したいと思います。

で、今回の大会ですね。

メインの平本蓮vs弥益ドミネーター聡志
これは実は弥益選手にとって楽な試合ではないのでは、と思っています。
同じ会社員としてプロの一戦で活躍されていることを尊敬してやまない弥益選手です。
私はこんなに格闘技が好きでも、格闘技ジムにすらいったことがないのに、、、

カギは寝かせられるか否か。でしょうね。
萩原選手と平本選手が違うのは胴の厚み。
つかみにくそうな体してますよね。(ほめてます)
寝かせる展開をつくれたら、そのあと打撃の展開になっても勝負になる可能性はあると思います。

寝かせられずに打撃のみの展開になれば平本選手有利の可能性が高くなるのではと思っています。
平本選手の打撃の回転の速さ、シャープさはやはり脅威といえるでしょう。

平本選手とは同い年なので実は応援しています。
同じだけ生きてるのにえらい差をつけられたもんです。
尊敬します。

勝敗予想としては弥益選手の1ラウンド一本といったところでしょうか。

元谷vs倉本も気になりますね。
ここ数試合えぐい強さをみせて勝っている倉本選手と、
実力は誰もが認める元谷選手。

なんだかんだ元谷選手が打撃で押して判定で勝つのかなと思っていますが、

わからないですね。


今月はさらにONEChampionshipの日本大会があります。

青木真也vsイザガクマエフ!!!!

怖い試合が組まれました。
これはもうどちらが勝つかなんてわかりませんが
青木選手の生きざまを見届けたいと思います。

この前のUFCではマカチェフがライト級王者になり、ディラショーが負け、ヤンが負け、と衝撃つづきでした。

年末にかけて格闘技はまだまだアツいですね。

楽しんでいきましょう。

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